豪運営エボラ治療センター医師要観察

「臨床事故」でイギリスの病院に移送

 エボラ出血熱が蔓延していた西アフリカ3国の1国、シェラ・レオネに設立されたオーストラリア政府運営のエボラ治療センターで臨床事故があり、医師1人がイギリスの病院に移送され、潜伏期間21日間の観察下に置かれた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 連邦政府のジュリー・ビショップ外相が発表したもので、同医師はエボラ出血熱とは診断されておらず、同疾患の症状も示していない。また、同センターで働いていたニュージーランド(NZ)国籍者が最近NZに帰国した後ウイルス性胃腸炎症状を示しており、エボラ出血熱の可能性もあることから観察下に置かれたと発表している。

 同センターではこれまでに118人の患者が退院しており、36人がエボラ出血熱から快復している。また世界保健機関(WHO)では、シエラ・レオネ、リベリア、ギニア3国で医療職員が500人近く自ら感染して死亡したと発表している。また、リベリアは、3月初めに最後のエボラ患者を退院させ、過去9か月で初めて1週間の間に1人の新患者も出ていないと発表している。この3国では2013年12月以来24,000人近くがエボラ・ウイルスに感染し、そのうち9,807人が死亡している。また、9,249症例、死者4,117人はリベリアで発生しており、半年前には毎週300人以上の新患者を出していた。
■ソース
Ebola: Doctor working at Australian-managed treatment centre in Sierra Leone under observation after clinical incident

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