「パーマーのQLDニッケル社の捜査を」

連邦議員、連邦警察、ASICに要求

 2016年1月、QLD州の鉱山富豪で連邦議員も務めるクライブ・パーマー氏の所有するQueensland Nickel精錬所が200人強の社員を解雇し、任意管理手続きに入り、それをやはりクライブ・パーマー氏の所有するQueensland Nickel Sales (QNS)が精錬所を買収し、経営を引き受けた。また、タウンズビルの同社の施設も550人を解雇した。これに対して、QLD州のイーウェン・ジョーンズ自由国民党(LNP)議員が連邦議会において、「Queensland Nickel精錬所では、資産を他に移して潰すという操作が行われた」として、同社破綻の経過に対して連邦警察(AFP)、オーストラリア証券取引投資委員会(ASIC)の捜査を要求した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 議員特権を使って、ジョーンズ議員は、「はた目には、フェアファクス選挙区選出議員(パーマー議員)とタウンズビルの会社とが行ったことと、資産移しで破綻させるという不法行為とにはっきりした違いを見ることはできない。その行為によって227人を解雇し、負債を負わせて管財人を指定するだけでも悪いことなのだが、その後で、他の会社を使って管財人から破綻した会社を買収し、残りの500人も解雇したというのはまったくの違法行為だ」と発言した。

 パーマー議員は、「管財人とQLD州政府の要求が満たされなければ7月末までに精錬所の事業を再開することは難しい」と警告していたが、これに対しても、「パーマー氏が影の取締役として動いており、その役割は過小評価することはできない。ASIC、国税庁、AFPにはこの一件の捜査をするよう求める」と発言した。
■ソース
Federal MP calls for AFP, ASIC to investigate Clive Palmer over Queensland Nickel woes

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