NSW州は記録的に温暖な冬を迎えると気象庁の長期予報

記録的に乾燥した秋を利用して山火事予防の山焼き続く

 世界各地で気温記録が書き替えられているが、シドニー盆地の今季は例年平均より最高摂氏5度高くなっている。また、この秋は例年になく乾燥した気候が続いているため、シドニー市周辺ではこの条件を利用してブッシュファイア予防の山焼きが続けられており、この週末には70箇所で山焼きが行われている。

 NSW州郡部消防局(RFS)では、「22日には気温も上がり、風も強くなるため、滞留していた煙が吹き飛ばされるだろう。ただし、シドニーの北では、煙がパシフィック・ハイウェイに漂い、視界が悪くなる可能性があるのでドライバーはくれぐれも注意してもらいたい」と発表している。

 シドニー付近では、ホーンズビー近辺の山焼きは22日で終わり、ブルーマウンテン地域では23日も続けられる予定。

 気象庁(BoM)のカタリナ・コバチェビッチ予報官は、「エル・ニーニョによる温暖乾燥した気象条件のため、この秋はNSW州の気象記録上もっとも暖かい秋になり、6月7月もそれぞれの月の記録を更新することになる見込み。秋もまだ1週間半残っているが、これまでの気温傾向が続くと予想される」と述べている。

 また、「海面温度も例年平均を上回っており、州の海岸線に沿って気温上昇に拍車をかけている。例年この時期にシドニー周辺地域に張り出してくる寒冷前線がまだ州南部に停滞しており、この寒冷前線による寒冷気象も州南部から動かないままだ」と発表している。
■ソース
NSW on track for record-breaking autumn weather as smoke blankets Sydney

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