2017年9月、新$10ポリマー貨幣発行

偽造防止や視力障害者向けなど新技術盛り込み

 2月17日、豪中銀は2017年9月に発行される新$10ポリマー貨幣のデザインを発表した。同貨幣はすでに印刷段階にある。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 新$10ポリマー貨幣の色調と肖像は現行のものとほぼ同じで青色を主体に、中銀総裁署名側に詩人のバンジョー・パターソン、裏側に詩人でジャーナリストでもあったメアリー・ギルモアの肖像が描かれている。また、新$5ポリマー貨幣同様、オーストラリアの花が描かれ、視力障害者のために上部に凹凸が付けられている。

 1966年2月14日、貨幣単位がポンドからドルに切り替えられたのに伴い、$10紙幣が発行された。1988年には第一移民船団のシドニー・コーブ上陸とイギリス植民地宣言200年を記念する初のポリマー貨幣と$10記念貨幣が発行され、その後、順次$5から$100までの貨幣がポリマー化され、$1と$2はその前に銅アルミ合金硬貨に換えられた。2016年6月段階で1億2,000万枚の現行$10ポリマー貨幣が出回っている。

 新$10貨幣の意匠には、透明部分にペン先が描かれ、肖像の地にそれぞれの詩が「マイクロプリント」と呼ばれる微細な文字で綴られている。また、バンジョー・パターソンの詩、「スノーイー・リバーの男」から、乗馬手、ビラボン、農家などが描かれ、自然物として花のブランブル・ワトルと鳥のサルファー・クレステッド・カカトゥーが描かれている。

 偽造防止技術として、複雑なホログラム、紫外線を当てて初めて見えるインクなどが用いられている。9月に発行されるが出回るまでに何か月かかかると予想される。また過去のデザインの$10紙幣、ポリマー貨幣は今後も有効。
■ソース
$10 note: RBA celebrates Australian writers in new design

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