ブッシュファイア予防の山焼き始まる

シドニー首都圏に煙の匂うもや立ちこめる

 今年はNSW州では秋から冬にかけて雨が少なく、乾燥した条件でブッシュファイア・シーズンの訪れも早くなると予想されている。そのため、ブッシュファイアを管轄する郡部消防局(RFS)では、シドニー首都圏と周辺地域の住民に向けて、煙ともやの日が増えると警報を出している。

 8月14日は、前夜から南西の風が吹いており、田園部などで下生えや草原の地面にたまった可燃物を焼き払う山焼きが始まっている。そのため、シドニー首都圏では早朝から煙の匂うもやが立ちこめていた。山焼きは南部高原地域と中部海岸地域で行われた。

 RFSのロブ・ロジャーズ副局長は、「山焼きのプログラムが遅れている。今年初めは雨天が多かったので遅れていたが、今は夏が来る前に終わらせようと急いでいる。この山焼き一つで民家が一つ焼けるか助かるかが決まることであり、とても重要だ。風が強まれば煙も晴れるだろう」と語っている。

 環境遺産局では、シドニー首都圏の大気質、シドニー首都圏東部、北西部、南西部の視界ともに低いと予報している。

 ロジャーズ副局長は、山焼きの煙の影響を受けやすい健康状態の人々に特に注意を呼びかけ、「医薬を常にそばに用意しておき、煙が屋内に入り込む前に窓や扉を完全に閉め切ること。また、不安があれば医師に相談されたい」と語っている。

 雨が少なく、比較的温暖だったこの冬、NSW州の一部ではすでにブッシュファイアが起きており、州北部クラレンス・バレー地域で何件かの火災が起きている。
■ソース
Smoke blankets Sydney as fire crews catch up with bushfire hazard reduction burns

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