ペンリスでシドニー気象観測史上最高気温を記録

気象観測台で午後2時直前に摂氏47.1度

 1月6日にはVIC州メルボルンが熱波に包まれた後、夕刻には気温が6分の間に10度ほど下がった。7日にはその熱波がシドニー首都圏に到達し、都心部でもオブザバトリー・ヒルで5年ぶりの摂氏43.4度などどこも摂氏40度を超える暑さになった。シドニーCBDの最高気温は2013年1月18日に摂氏45.8度を記録している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 7日にペンリス気象観測台で計測された気温は1859年に遡るシドニー首都圏の気象観測史上最高気温記録となった。この暑さのため、国際テニス試合の開始が引き延ばされた。

 気象庁(BoM)は都心部は摂氏40度になると予報していたが、正午前にすでに40度を突破した。その後、午後1時半頃には強い低温の海風が陸地に吹き込み始め、午後2時にはCBDの気温が摂氏33度を下回るほどになった。冷えた空気はその後もシドニー盆地を西に向かい、午後遅くにはペンリスやリッチモンドなどの地域も気温が下がり始めると予報されている。

 BoMによると、クリケットのアッシズ・テスト開催中の最高気温は1908年のアデレードでのオーストラリア対イングランド戦時に摂氏43.1度を記録している。しかし、1月7日には、オブザバトリー・ヒルで摂氏43.4度、シドニー空港で摂氏43.7度を記録しており、テスト・マッチが行われているSCGもこの2つの気温の中間だろうと推定されている。

 またシドニー国際テニス・トーナメントは、午前10時のコート温度が摂氏40度を超えたため、一時選手を退場させることとなった。

 この熱波でブッシュファイアの危険が高く、全域に裸火全面禁止令が出ている。また、NSW州環境遺産局では大気質予報の「劣悪」警報を出しており、オゾン濃度も通常より高くなっていると発表した。そのため、喘息など呼吸器系疾患のある人は高気温では十分に注意し、持薬を手近に用意するよう呼びかけている。
■ソース
Sydney sizzles through its hottest day on record

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