インドネシア、豪牛輸入割当量削減

ジョイス農相、代替市場開発を約束

 インドネシアの豪生体牛輸入割当量が80%削られたため、バーナビー・ジョイス農相が、「なるべく速やかにインドネシアと協議し、問題の解決にあたる」と語った。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 ジョイス農相は、「インドネシアがこれほど大幅に輸入量を削減したことは残念だが、余剰の牛をさばくために代替市場を見つけることが農相としての責任だ」と語っている。

 先週末、インドネシアは、2015年第3四半期の生体牛輸入割当を予定の20万頭から5万頭に削減した。また、前四半期には25万頭の輸入実績があった。

 ジョイス農相は、「当然ながら、できる限り速やかにインドネシアの担当大臣と話し合うつもりだ。インドネシアとの生体牛取引はきわめて重要であり、とりあえず今四半期の代替市場を見つけるのが私の責任だ」と語った。

 北部準州畜産業者協会のトレーシー・ヘイズ氏は、「心当たりはあるが、15万頭の生体牛取引は一晩で成立する話ではない」と語っている。

 野党労働党は、この突然の輸入割当削減と最近の保守連合政権とインドネシア政府との間の度重なる衝突と関連があるものとしているが、ジュリー・ビショップ外相は、これを否定、「割当削減はあくまでも貿易問題。両国関係は良好だ」と発言。また、ジョー・ホッキー財相も「生体牛輸出は常に増減がつきものだ」としている。しかし、この輸入割当大幅削減の直前にはインドネシアのマーティ・ナタレガワ外相が、「インドネシアとオーストラリアの関係は過去最悪の状態だ」と発言している。
■ソース
Indonesia cattle permit cut: Barnaby Joyce pledges to find new market

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