前首相、総督にファックスで辞表送達

「伝統儀礼好みのアボットが」との評も

 連邦議会与党保守連合内自由党の党議員会議でトニー・アボット氏が54票対44票でマルコム・タンブル氏に首相の座を奪われて2日経ち、アボット前首相がピーター・コスグローブ連邦総督に辞表を提出した。しかし、従来、総督邸に赴き、辞表を手渡しするのが慣例になっているところを、9月15日にアボット氏がコスグローブ事務室にファックスで辞表を提出したことが政治ジャーナリストのロリー・オークス氏によって明らかにされた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 イギリス君主制支持者で、デームやナイトなどの称号を独断で復活するなど伝統儀礼好みのアボット氏が従来のしきたりを破ったというので話題になっている。同時に、「今時、時代遅れなファックスを使うとはいかにもアボット氏らしい」との評も流れている。

 一方、アボット氏とコスグローブ氏との間で、辞表はファックスで提出し、同日遅くに面会することが決まったとも報じられている。

 アボット氏は、労働党の全国ブロードバンド・ネットワーク(NBN)案に対して保守連合のNBN案を発表する際に間違え、「自分は技術には強くない」と言い訳していたことがある。
■ソース
Dumped prime minister Tony Abbott resigned by fax: Laurie Oakes

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