ブリッグズ訴えた女性職員の写真漏洩

新聞が掲載、労組、政府に苦情

 保守連合連邦政権のジェミー・ブリッグズ前大臣は外遊中に公務を終えた後、首席補佐官や省の女性職員らとバーに行き、女性職員は一足先に帰ったが、その後、「バーでのブリッグズ大臣(当時)の行為に不快感を感じた」と苦情を訴え、そのことでブリッグズ議員は大臣職を辞任した。しかし、その後、この女性職員と首席補佐官の写真が新聞に掲載されたことから現場に居合わせた者が女性職員の訴えに対する報復行為として写真を新聞に渡した可能性が出てきた。そのため、公務員労組が、「ブリッグズ大臣を訴えた女性職員のプライバシーを厳格に保護してもらいたい」と連邦政府に申し入れた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ブリッグズ大臣辞任から数日して、ニューズ・リミテッド系紙が、女性職員の顔をぼかした写真を掲載した。同紙によると、写真を撮ったのはブリッグズ大臣自身で、女性職員の訴えの前にも後にも同僚議員らに配布している。しかし、誰が同紙に写真を渡したのかは明らかにされていない。また、同紙は、女性職員の氏名こそ明らかにしなかったが、年齢と大学の学位、職名を掲載しており、女性職員の同僚にはすぐに分かる情報が公開されたことになる。

 地域社会公務員労組のマイケル・タル全国副書記長は、「公務員のプライバシーが侵害された。公務員にとって、特に政治家の不品行を告発することは非常に難しい。それだけに、苦情を訴えた場合に適切な保護が不可欠だし、もっとも重要な保護がプライバシー厳守だ。この事件ではその保護が侵害された」と語っている。

 しかし、サイモン・バーミンガム教育相は、「写真がメディアに渡されたいきさつは分からないが、政府の対応は適切だった。一旦、女性職員から訴えがなされた後は厳格な手続きを守った」と語っている。

 ブリッグズ議員はSA州アデレード東部メイヨー選挙区出身で、今年の選挙まで平議員を務めることになる。
■ソース
Jamie Briggs: Unions urge Government to protect privacy of woman who filed complaint after photo leaked to media

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