QLD州も繁華街暴力締め出しに

政府、諸派支持でロックアウト法成立

 NSW州はキングス・クロス周辺でのアルコール、薬物酩酊者による殺人などの暴力行為頻発に対して、酒類提供店の門限を早めるなどを定めたロックアウト法で暴力犯罪を激減させた。ブリスベンもフォーティチュード・バレーの繁華街で同じ問題に悩んでおり、NSW州の成功にQLD州労働党政府でも同様の法案を提出していた。2月17日、QLD州議会が政府法案を通過させた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 アナスタシア・パラシェQLD州首相は、「政府は、諸派2議員との交渉の末、クラブ、パブを対象としたロックアウト法を可決することができた」と発表した。

 カッター・オーストラリア党(KAP)2議員との合意を得た条項では、有罪判決を受けた薬物違反者は「セーフ・ナイト」地区への立入を禁止される。QLD州労働党政府は少数派内閣であり、無所属諸派議員との交渉を進めている間、この法案の審議を遅らせてきた。

 「Tackling Alcohol-Fuelled Violence Legislation Amendment Bill」と名付けられたこの法案は、2016年7月1日より発効し、最終注文は午前2時、エンターテイメント施設では午前3時となる。

 当初エンターテイメント施設のロックアウトは午前1時としていたが、KAPとの交渉で、2017年7月までは午前3時とされることになった。また、KAP支持の見返りとして、マウント・アイザとチャーターズ・タワーズで「Working Queensland Cabinet Committee」を開くことに同意した。

 パラシェ州首相らは、KAPと協議し、農村部、郡部の雇用、保健、安全などの住民福利向上の政策を進めることになる。

 また、両者が、「アルコールによる暴力事件は重大な社会問題だが、同時に失業や不景気、精神衛生なども重大な社会問題であり、取り組んでいかなければならない」と語っている。ロックアウト法は2018年7月にその実績や効果の見直しを受ける。
■ソース
Queensland lockout laws: Annastacia Palaszczuk secures support of Katter’s Australian Party MPs

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