連邦政府、空港警備強化を決定

ブリュッセル・テロ攻撃事件受け

 3月23日、連邦政府は前日のベルギー、ブリュッセル空港と地下鉄の爆弾テロ事件を受けて、空港の警備を強化することを発表した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 政府の「テロ警報レベル」は、「あり得る」から変わっていないが、連邦警察(AFP)は、「国内主要国際空港の警備体制とパトロールを強化する。主要国際空港の警備は幾層にもなっており、武装機動部隊、犬と地上員の巡回、立哨、武装特殊出動班などがある。また、CCTVの充実もこれらの警備対策を補完する」と発表している。

 オーストラリア国内では各省庁機関の連邦公務員が波状ストを予定しており、イースター休暇を控えて旅行者の増える3月24日には国際空港、外洋航路海港に勤務する税関国境警備部の警備官が24時間ストを予定していたが、23日には、社会事業公共部門労働組合(CPSU)が、「首相と協議した結果、国境警備を危うくすることを避けるため、24日の国境警備部警備官のストを中止する」と発表した。

 ブリュッセルの空港の自爆テロ攻撃は、搭乗券や身分証明なしに誰でも近づけるチェックイン・カウンター付近で2人がそれぞれ爆発物を爆破させたとみられている。そのため、警備強化でチェックイン・カウンター付近の立入規制も行われるのかどうかが注目される。

 オーストラリア空港協会のキャロリン・ウィルキーCEOは、「空港経営者団体は政府機関と緊密に連絡を取り合っており、テロの危険に対して適切な措置を取る用意がある。警備に対する警戒レベルが上がればそれに対応して迅速な処置が取れるよう臨時措置計画も編成が済んでいる」と発表している。
■ソース
Brussels terrorist attacks: Australia steps up airport security

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