「自分が落選したから病院予算出ない」

ミラベラ発言に「驚くべき暴露」と野党

 ソフィー・ミラベラ元自由党連邦議員は、VIC州北部ワンガラッタ周辺を包むインダイ選挙区を地盤としたベテラン議員だが、その発言には敵も多く、2013年の総選挙では自由党を除くほとんどすべての党派支持者の支持を受けた国民党系のキャシー・マクガワン無所属新人候補に敗れた。そのミラベラ氏が、「前回選挙で自分が落選したから、ワンガラッタ病院は1000万ドルの改良事業予算を割り当てられなかった」と発言し、世間を驚かせている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 マクガワン議員は、「ミラベラ発言にはショックを受けた」と語っており、ビル・ショーテン野党労働党党首は、「マルコム・タンブル首相は、インダイ選挙区有権者を非難するミラベラ発言を説明せよ」と発言している。

 ミラベラ発言は、4月21日夜のテレビ生放送番組で行われたもので、「自分が当選していれば、選挙の1週間後に、ワンガラッタ病院に1,000万ドルの改良事業予算を持ってくることを発表するはずだったが、キャシーが当選したため、その1,000万ドルは来なかった」とスタジオに集まった市民に向けて語った。

 ショーテン労働党党首は、「ミラベラ発言はほとんど政界腐敗を暴露したといえる」と発言している。

 インダイ選挙区候補として自由党公認を受けたミラベラ氏を訪問していたスコット・モリソン財相は、「前回選挙前にはそのようなワンガラッタ病院予算の公約はなかった。政府は、実際の公約を果たすよう努めてきた」として、政府がミラベラ発言に直接釈明することはないとしている。

 マクガワン無所属議員も、ミラベラ発言の釈明を求めており、「ワンガラッタ病院は地域の重要な雇用を抱えており、病院改良事業に予算を必要としていることは変わりがない。しかし、現実にはこれが政争の種になっており、市民の望まない事態だ。タンブル首相が問題を明らかにすべきだ」と発言している。

 また、ティム・パラスVIC州政府財相は、「ミラベラ発言が事実なら、連邦政府は有権者を大いに侮辱している。政府がこう言うやり方で有権者を威嚇しようとするなら大きな間違いだ。有権者はそういう脅しには乗らない」と語っている。
■ソース
Sophie Mirabella’s Wangaratta hospital claim a ‘staggering revelation’, Bill Shorten says

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