「トランプは豪米難民再定住取引覆す可能性も」

ホワイトハウスがオーストラリア政府に公式に認める

 オーストラリア政府がアメリカのバラク・オバマ政権と結んだ「豪領外難民収容センター収容者の一部をアメリカに引き取り、オーストラリアが中米にいる難民を引き取る取引」は、ホワイトハウス筋が、「ドナルド・トランプ次期大統領がその取引を取り消す可能性がある」と認めており、取引が実行されるかどうか見通しが立たない状況になっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 11月、オーストラリア政府は、今回一度に限り、マヌス島とナウルの収容センターの1,600人をアメリカが引き取ることになったと発表していた。

 ホワイトハウスのエリック・シュルツ副報道官は、報道陣から「アメリカに引き取られる難民の選別作業について米連邦議会下院で懸念されている。この取引はトランプ次期大統領の移民政策に合致するのか」との質問を受けた。同副報道官は、「一つ絶対的な原則は、大統領は一度に1人しかいない。現在の大統領が政策を決める。トランプ次期大統領は就任式を終えてからその政策を決める」と答えている。

 豪政府のピーター・ダットン移民相は、「我々はオバマ政権と取り決めを行った。現在はオバマ政権と作業をしている、トランプ政権になればトランプ政権と作業を進めることになるだけだ」とのみ語っている。

 オバマ政権が引き取りを約束したのは2か所の領外難民収容センターに収容されている収容者と病気療養でオーストラリア国内にいる者のうち、行き先の決まっていない者のみとなっており、11月13日以降に領外難民収容センターに入所した者は該当しない。
■ソース
Trump administration could scuttle refugee resettlement deal with US, White House concedes

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