緑の党、リアナン連邦上院議員の議員会議出席停止

ゴンスキ2.0めぐり、連邦党とNSW州党支部に対立

 連邦議会緑の党議員会議は、NSW州選出のリー・リアナン緑の党連邦上院議員を、当分の間、学校予算法案、通称ゴンスキ2.0法案に対する党議員会議への出席資格を停止することを決めた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 党議員会議は、この決定でNSW党支部に党公式方針を徹底させるよう図るとしている。

 リアナン上院議員とNSW州党支部は、連邦政府のゴンスキ2.0学校予算法案反対決議をして、反対キャンペーンを進めることを決めた。

 しかし、連邦議会党議員団はすでに保守連合政権との交渉を進めており、緑の党として法案を支持する交換条件にできる限りの譲歩を得る方向で進めていた。その間、リアナン上院議員はNSW州党支部の決定を党幹部に伝えておらず、党幹部は、リアナン議員が党の足許をすくっていると受け取っている。

 これに対して、リアナン議員は、「匿名の勢力からいやがらせといじめを受けている」と反発している。

 緑の党のニック・マッキム党幹事代理は、「今回の問題は党組織の欠陥を示しており、是正しなければならない。NSW州党支部が連邦党議員会議の方針に反する投票を行い、NSW州選出議員がその州支部の決定に従わなければならないという慣行を廃止しなければならない」と語っている。

 メルボルンで開かれた党議員会議でほぼ全会一致でマッキム提案が可決され、リアナン議員の会議出席停止に対しては、リアナン議員の他、アダム・バント連邦議会下院議員が反対した。最悪の事態として、緑の党がリアナン議員を除名することもありえ、そうなれば、リアナン議員は無所属議員になる。

 この中央決定に対して、NSW州党支部は、「党議員会議出席停止処分はオーストラリア緑の党の綱領にも、NSW州支部の綱領にも反している。連邦議員の一部がNSW州支部党運営の見直しを従っていることは分かっているが、中央でもNSW州でも綱領変更に指示があるとは思えない」と発表しており、州党支部は、リアナン議員を支持し、公立教育を支持すると発表している。
■ソース
Greens temporarily suspend Lee Rhiannon amid school funding stoush

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