「ハント連邦保健相は女性差別者」とキャサリン町長

会見中に怒鳴り、繰り返しの要求で半年後に謝罪

 連邦政府のグレッグ・ハント保健相はできごとから6か月後にようやく北部準州のフェイ・ミラー・キャサリン町長に謝罪したが、ミラー町長は、ハント保健相を「女性差別者」と非難している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2017年12月、ミラー・キャサリン町長は、豪軍基地の化学消火剤に使っているPFASの地下水汚染問題で連邦政府と話し合うため、キャンベラに滞在していた。グレッグ・ハント保健相との会談中にハント大臣が激高し、”fucking”などの言葉を使ってミラー町長を罵倒したとされている。また、ミラー町長の何度かの訴えでハント大臣は6か月後にようやく謝罪したが、同時にハント大臣は他の公務員にも同様の罵倒を行ったことを認めている。

 ミラー町長は、会談でキャサリンには電話応対でなく、カウンセラーを置くための予算が必要だと伝えたところ、ハント大臣は北部準州選出のナイジェル・スカリオン上院議員に訴えるように言った。そこでミラー町長が、「スカリオン上院議員はキャサリンに来ることがあるが、私はまったく会っていない」と答えると、ハント大臣は椅子から腰を浮かし、ミラー町長に指を突きつけ、「あきらめろ。スカリオン上院議員を仲良くしなければならない」と二度にわたって”fucking”という言葉を使って怒鳴りつけた。ミラー町長は「あっけにとられて身動きもできなかった」と語っている。

 ハント大臣は椅子に戻ると、さらに、「あんたは口うるさいと聞いている」と言った。その時点でミラー町長はショックの余り何も言えなかった」と語っている。また、ハント大臣の行動を、「大臣としての態度をわきまえず、女性差別者だ」と批判し、ハント大臣の態度は同じ日に会談したマリス・ペイン国防大臣の態度とは極端に違っていたと語っている。

 ミラー町長は二度にわたりハント大臣に書簡を送ったが、2月にハント大臣からミラー町長を批判する書簡を受け取っている。

 結局、5月14日にはハント大臣だけでなく、マルコム・タンブル首相にも釈明と謝罪を要求する書簡を送っている。その結果、5月30日にハント大臣はミラー町長に謝罪している。
■ソース
Health Minister Greg Hunt accused of misogyny after swearing at Katherine Mayor Fay Miller

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