QLD州議会選挙1月31日と発表

「経済は政治の安定不可欠」と州首相

 1月6日、QLD州のキャンベル・ニューマン州首相は州議会選挙を1月31日に実施すると発表した。ニューマン州首相は、「経済にとって政治の安定が不可欠」と抜き打ち的に選挙期日は早めた理由を語っている。

 QLD州議会は一院制で、現在、与党自由国民党(LNP)は90%の議席を占めているが、補欠選挙ではいずれも野党労働党候補が当選しており、今回の選挙でも労働党はかなり議席を回復すると見られている。

 キャンベル州首相は休暇を切り上げ、インドへの貿易使節もキャンセルしてまで、選挙を2か月前倒しにする決定を発表したもので、「政府は州財政赤字を解消し、新規インフラストラクチャを建設するため、330億ドル分の州資産の売却などの経済計画を打ち出している。有権者の支持を仰ぎたい。労働党の政策ははるかに遅れており、もしその労働党が政権を握るようならLNPが築いた経済的成果も無になるだろう。州財政は今引き返すことはできない」と語っている。

 2012年の選挙でLNPは89議席中78議席を獲得し、ほとんど一党独裁政権になった。しかし、その後の世論調査での支持率はLNPのじり貧で、現在では労働党とはほぼ拮抗状態にある。LNPは政権確立後公務員を大量に人員整理したかと思うと、法曹界や医師会とも対立し、州資産の売却を主張した上に非民主的の批判が強い反バイキー法を制定するなどの政策で支持率を下げたと言われている。また、連邦保守連合政権のトニー・アボット首相同様、ニューマン州首相も何ごとにつけ闘争的なリーダーシップ・スタイルが有権者に疎まれているとも言われている。

 ニューマン州首相は選挙でブリスベン市内アシュグローブの選挙区で労働党のケート・ジョーンズ候補に敗北する可能性もあり、LNPが政権を取りながら、ニューマン氏が落選した場合に誰が党首になるかについては言葉を濁している。
■ソース
Queensland election to be held on January 31: Premier Campbell Newman says poll ‘most important in years’

http://www.abc.net.au/news/2015-01-06/queensland-election-to-be-held-on-january-31/6002078

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