QLD、世論調査でニューマン落選ライン

LNP勝利で州首相は対立候補に敗北

 1月14日のABC放送は、QLD州の世論調査で与党自由国民党(LNP)のキャンベル・ニューマン州首相がブリスベン市インナー・ウエストのアシュグローブ選挙区でケート・ジョーンズ労働党候補に敗北するかも知れない結果が出たことを報道している。しかし、LNPが州政権を確保するとの結果も出ている。

 与党が政権を維持しながら党首が落選するというのは珍しく、最近では2007年の連邦総選挙でジョン・ハワード保守連合首相が落選しているが、その選挙では保守連合自体が政権を失っている。QLD州選挙でLNPが勝利しながらニューマン氏が落選するようならLNPは新党首を選ばなければならなくなる。

 この世論調査は、セブン・ニューズが委託して実施したリーチテル世論調査。アシュグローブ選挙区はジョーンズ候補がかつて2期議員を務めていたが、QLD州の大水害の際に労働党州政権のアナ・ブライ州首相とテレビに顔を出し、人気を集めたニューマン前ブリスベン市長が2012年の州議会選挙にLNPを率いて同選挙区から出馬当選した。一院制のQLD州議会の9割の議席をLNPが占め、最大野党労働党が定員の1割に満たないという異例の勢力分布になったが、その後の2回の補欠選挙ではいずれも労働党候補が当選しており、今回の選挙でもLNPが政権を維持するものの、労働党がかなり議席を回復すると見られている。

 同世論調査は1月13日にアシュグローブ選挙区の有権者847人を対象に電話による聞き取りで行われたもので、回答者の53%が、「二党択一ではジョーンズ労働党候補に投票する」と答えており、ニューマンLNP候補支持の47%を上回っている。ただし、「同選挙区の当選者は?」という質問に対してはニューマン氏当選と答えた回答者が51%、ジョーンズ氏と答えた回答者が49%とニューマン氏当選の観測がわずかに上回っている。

 一方、かなり確度が高いといわれるスポーツベットの選挙賭博では、ジョーンズ氏投票配当が$1.75に対してニューマン氏投票配当が$2と、ジョーンズ氏当選に傾いている。同選挙区当落マージンは5.7%。
■ソース
Queensland Premier Campbell Newman to lose seat in latest poll

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