「ミガルー目撃チャンスは減っていく」

アルビノ鯨、成長で回遊ルート沖合に

 ミガルーと名付けられた有名なアルビノ(色素欠乏症)の白鯨は毎年季節ごとに大陸東部沿岸を南に北に回遊し、その度に目撃した人々の話題になっていたが、鯨類研究者が、「ミガルーも成長してきており、回遊ルートが陸地から離れていく傾向が見られる。今後、目撃のチャンスも減っていく」と分析している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 8月10日、ホエール・ウォッチャーが、「ゴールド・コースト・シーウェイの沖合でミガルーを目撃した」と語っているが、シー・ワールドのトレバー・ロング海洋科学部長が、「目撃された白鯨はミガルーより若く、体長も5mほど小さい。新しい白鯨ではないか」として、疑問視している。

 しかし、1992年に初めてミガルーを目撃したサザン・クロス大学(SCU)のウォリー・フランクリン氏は、「昨日の白鯨は確かにミガルーだ」と反論している。

 ロング部長は、「ミガルーは成長して成体に近づいており、陸から遠く離れた海洋を回遊することが多くなり、目撃する機会は減るだろう。しかし、いつかまた見ることがあるかも知れない」と語っている。また、「ゴールド・コースト沖合は天候が思わしくない時もある。誰もその姿を見なかったとしてもミガルーがいなくなったわけではない」とも語っている。

 今年7月には、ニュージーランドの北島と南島を隔てるクック海峡で白鯨が目撃されており、SCUのピーター・ハリソン教授は、「その鯨はミガルーかも知れない」と語っている。
■ソース
Migaloo: Sightings of famous white whale likely to become rarer, expert says

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