「手紙」で相手の気持ちに寄り添う

陰陽師・橋本京明の開運指南、「ラスト陰陽師」橋本京明が、毎日を笑顔で過ごせる開運方法を指南!

第31回
「手紙」で相手の気持ちに寄り添う

3月は、日本では学生の卒業のシーズン。人生の1つの締めくくりを迎える時です。あなたは自分の人生の節目に何を思うでしょうか。

誰しもが感じることは、それまでお世話になった人への感謝に気持ちです。今は携帯電話やEメールが発達し、例えば誰かから贈り物が届けば「届いたよ、ありがとう」とすぐに伝えることができます。私も若い頃は、せっかちな性格もあって何事も電話で相手に直接伝えていました。ところが、ある年にふと思ったのです。自分の人生の節目には「手紙」で気持ちを伝えることが大切なのではないかと。

手紙を書くことで相手を思う時間を作れます。愛情を注いでもらったこと、お世話になったこと。感謝の気持ちを文章で表現していく。その過程で「心のこもった言葉」が生まれます。

日本では手紙の書き方に型があります。まずは「頭語」である「拝啓」「謹啓」などで書き出し、「結語」である「敬具」「敬白」「かしこ」などで終わる決まりのようなもの。頭語の次に「季語」として季節のあいさつと相手の健康を気遣う言葉を入れます。そしてその後に「主文」となります。手紙を書き慣れていないと、これらの形式にとらわれすぎてしまい、失礼があってはいけないとか、何かと難しい気がしてなかなか書けないもので、手紙を書くことに苦手意識を持っている人は少なくありません。


電話で伝えることと手紙で伝えることの何よりの違いは、手元に残るか残らないかです。自分の伝えたい気持ちを文章にして送ることは電話とは違う価値があります。また、季節や相手の好みに合いそうな便箋を選ぶのも1つの楽しみです。手紙や文章は苦手だと自分で決め付けないで、まずは身近な人への近況報告から始めてみてはいかがでしょうか。多くの人がSNSやブログを楽しむように、大切な人に「手紙を送ること」がもっと身近になればうれしいです。相手に気持ちを寄り添わせる時間を持つことで、相手をより大切に感じることができるはずです。



☆プロフィル
著者・橋本京明◎神官の家系に生まれ、幼いころから念視・予知、霊感・霊体験をし、小学2年生で四柱推命、紫微斗数、奇門遁甲などの占いを学び始める。その後、数々の寺院で修行。高校卒業後は会社に勤めながら占いの個人鑑定を開始し、2008年に独立。「ラスト陰陽師」としてメディアにも多数出演。現在は東京都にオフィスを構え、個人鑑定を行っている。

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