サクラホテル/ホステル「あなたの冒険に出てみよう 」

サクラホテル/ホステル、サクラハウス

世界中から毎年約110カ国籍のゲストが訪れるという、東京のサクラホテル。ここでは毎日国際色豊かな光景が広がっている。そこで本コラムでは、このサクラホテルのスタッフたちが、ユニークなゲストたちやエピソードをご紹介。

サクラホテルとは?
「世界中の人々が出会い、お互いに理解し合う場を作りたい」をモットーに、創業以来、海外からのゲストに東京での滞在先を提供。姉妹会社のサクラハウスでは、中長期滞在の人向けにドミトリー、シェア・ハウス、アパートなども案内している。

あなたの冒険に出てみよう

今から約50年前に生きていたら、あなたは1人で日本から飛び出す勇気があったでしょうか?

50年前が青春時代だった私の母は、単身スウェーデンに行き、3年間現地に住んでいました。九州から横浜へ行き、そこからウラジオストクへ渡り、シベリア鉄道で北欧に向かいました。

その45年後、私は羽田空港の国際線ターミナルにいました。それは自分にとって初の海外一人旅、行先はニューヨークで、とても緊張していました。滞在は2週間と、母に比べれば大したことはなかったのですが、今思えば当時の私にとっては未開の地に行くような冒険でした。

行ってしまえば、楽しく、その後の自分の人生は変わってしまいました。ニューヨークでは、同じアパートメント・ホテルに泊まっていたKちゃんと知り合いました。日本語が流暢な韓国人の女の子です。

帰国後は、そのホテルで知り合った他の友人たちと飲み会をしました。一緒に出かけることは、遅めの夕飯を食べに行くかナイト・クラブへ繰り出すかのみだったので、それぞれニューヨークでどこに行っていたのか、そんな話をしていました。

その旅行がきっかけで、数年後、私はカナダに行くことを決意しました。英語の勉強と海外生活を経験してみたかったことが理由です。滞在先はトロント、ニューヨークにできるだけ近い所が良かったからです。もちろん、トロントに行くことをKちゃんにも伝えました。すると、トロントで英語の勉強をすることが偶然決まっていたKちゃんから、「じゃ、先に行ってるね!」と返事が来ました。腐れ縁ができた瞬間でした。

彼女は、勉強のみだったので半年、私はワーキング・ホリデーで1年間、カナダに滞在しました。やはり旅行とは違い、楽しいことだけではありませんでした。そこで苦しみながらも、楽しみながら私とKちゃんは助け合いました。

オーストリアからお越しのゲスト
オーストリアからお越しのゲスト

帰国後、私はサクラホテルで世界のゲストを迎えています。Kちゃんはというと、その後ワーキング・ホリデーでオーストラリアに渡り、何と旦那さんを見つけてしまいました!

私は彼女の結婚式への出席が初のオーストラリアかなと密かに思っています。皆さんにも何が起こるか分からないので、皆さんなりの冒険に出てみてはどうでしょうか。母がスウェーデンで旦那を見つけていたら、私も今頃ハーフだったかもしれません。
池田大二(サクラホテル神保町)

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る