日本行き往復航空券の賢い購入方法

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日本行き往復航空券の賢い購入方法

今月は、コモン・レートと全日空のビューティフル沖縄キャンペーンについてお話します。まずは、専門用語について説明します。航空運賃には、コモン・レート(Common Rate)と呼ばれるものがあり、直訳すると「均一(同一)運賃」という意味です。例えば、日本航空や全日空を利用した場合、成田や羽田行きと同じ運賃で、最終目的地の大阪(伊丹、関空、神戸など)、福岡、そして名古屋まで行けるというものです。2018年2月末現在、上記の3都市限定ではありますが、言い換えれば、日本の国内線に無料で搭乗ができるということになります。

次に、オープン・ジョー(Open Jaw)という専門用語があります。直訳すると「開いたあご」という意味ですが、往路と復路の発着地が片方、または両方別の地点(空港)となる航空券のことを指す言葉です。前述のコモン・レートをオープン・ジョーで利用することも可能です。つまり、福岡と大阪の実家にそれぞれ半分ずつ滞在するなどという場合は、往路を福岡行き、そして復路を伊丹発のオープン・ジョーのコモン・レートを利用すると、福岡から大阪に移動する際に生じる片道分の新幹線や国内線代金を負担するだけで、シドニー・東京間の単純往復航空券と同じ運賃でお得に帰省ができることになります。

また、日本航空、全日空共に、東京でのストップ・オーバーがコモン・レートの3都市であれば無料で可能となり、東京や関東近郊に滞在中の方であっても、大阪の友人や福岡の親戚、名古屋の兄弟などに会いに行くという場合は、事前にコモン・レートを使って手配をしておくと非常にお得に日本国内の旅行ができます。ただし、国内線部分の日付の変更ができない条件付きの運賃があることもあるため、十分注意をしてください。また変更可能な場合でも、変更手数料や運賃の差額などが発生する場合もあります。日本滞在中の貴重な時間や不要な出費を掛けないためにも、事前に旅行日程をしっかりと固めておくことが重要です。

全日空では、2月2日から4月末日まで「ビューティフル沖縄キャンペーン」と題した、限定スペシャル・キャンペーンが実施されています。羽田行き往復航空券を購入すると沖縄行き往復航空券が無料で手配可能という優れものです。旅行期間は7月末日までシドニーを出発する方に適用となります。沖縄が目的地の方はもとより、沖縄を訪問したことのない方もこのキャンペーンを通して、沖縄の魅力を体感できる絶好の機会ではないでしょうか。ちなみに沖縄は那覇、宮古島、石垣島の3つの空港を利用できます。参考までに、羽田・那覇の片道普通運賃は4万8,000円前後、早割などを利用しても通常、1万5,000円から2万円前後はしますので、どれだけお得かはお分かり頂けるかと思います。


岩坂亘
H.I.S.オーストラリア・シドニー支店支店長。在豪歴17年。旅行会社勤務23年、筋金入りの飛行機オタク、愛読書『月刊エアライン』購読27年。近年は老眼と体重増との闘い。また、愛犬チワワ2匹と週末はもっぱらペット・カフェ通いの日々を送っている。

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