髪の「退色」は防げる?

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第41回 髪の「退色」は防げる?

「髪を染めても色がすぐ落ちてしまう」という経験を、多くの人がしていることでしょう。色が抜けることを「退色」と言い、今回はその仕組みや対策をお伝えします。

まずヘア・カラーで髪が染まる仕組みですが、カラーリング剤を髪に塗ると成分が毛の中のメラニン色素を破壊し脱色しながら、そこにすき間を作ります。その後、時間と共にそのすき間にヘア・カラーが浸透していくのです。ここで大切なのが、ヘア・カラーは元の髪の色そのものを「変える」訳ではなく、あくまで「浸透している」ということです。

通常カラーリング剤の色持ちは1~2カ月と言われています。そこから退色していくと、色味がなくなった状態が地毛の色となり、色が明るくなっていくことはあっても勝手に暗くなることはありません。退色の進み具合は、元々の髪質や髪の状態、または前回入れた色が残っているかでも違いますし、明るい色に染めるほど色落ちは早くなります。

さて、退色の原理が分かったかと思いますが、せっかく染めた色はやはり長持ちさせたいですよね。髪の内部には栄養や水分があり、キューティクルがそれをしっかりコーティングしていれば色は流出しづらく、逆に傷んで乾燥していると染料は髪の内部にとどまることができません。少しでも長持ちさせるために、日常の中でも以下のようなことに気を付けましょう。

① シャンプーの時、ぬるめのお湯で洗い流す(約38度)。熱いお湯は髪を乾燥させ、カラーの色素も同時に流出させてしまう。

② 毎日の紫外線対策。UV対応のヘア・ケア製品や、髪用の日焼け止めなどを使う。

③ 洗った髪はすぐ乾かす。濡れている状態で放置していると、それだけでダメージが進行。専用のオイルなどで熱から守りながら乾かそう。

④ カラー専用のシャンプー、トリートメントを使う。

カラーリング直後の1週間は、髪の毛がアルカリ性に傾いているため不安定で、色素が抜けやすくなっています。この期間のヘア・ケアを特にしっかり行い、少しでも退色を防いできれいな髪色を楽しみましょう。また、毎回退色が気になる人は、カウンセリングの際に相談して退色していく過程も楽しめる少し暗めの色にしたり、色が落ち切る前にカラーリングをすることをお勧めします。

美容師 Saki
YUKI Hair Spa Gold Coast
北海道出身。専門学校卒業後、東京都心の大型美容室で美容の基礎からホスピタリティーまで幅広く学びスタイリストとして数年勤務。その後フリーランス美容師を経験し、10年越しの夢だった海外のヘア・サロンへ。
Web: muhd.com.au
髪についての悩みや疑問など下記アドレスまでご応募ください。
Email: nichigopress@gmail.com

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