AUS教育システム/新設デイケアについて

Education Systems Q&A AUS教育システムのしくみ

日本とは異なる教育システムに戸惑うママ&パパの疑問・質問に専門家がズバリお答えします。

新設デイケアについて

Q: 現在、子どものデイケアを探しています。近所に新しいデイケアができたのですが、新設のため監査の評価がなく、評判も分かりません。新築の建物なので清潔で良いなと思いますが、他に決め手がなく、申し込むべきか迷っています。

デイケアを選ぶ時に1つの目安となるのが「監査の評価」です。専門の監査役が児童と教師やスタッフ、保護者との関係、園内の設備や清潔さ、運営、プログラムなど、いろいろな面を精査し、5段階の評価をしたものです。各施設内に必ず評価表が貼ってありますが、新設園にはそれがありません。実際に運営している所を評価するわけですから、開始して間もない園ではその評価がまだできないのです。

それでは、どのようなポイントを見ると良いのでしょうか。新しい園なので、これから児童を増やしていかなければならないですし、評判も気になるはずですので、教師やスタッフの皆が一生懸命であろう新設園はそういう意味で良いのではないかと思います。

そして、まずは園長先生と話をしてみましょう。園長先生や指導主任にどうしても好意を持てなかったのなら、やはり申し込みすることはお勧めしません。園長の方針をしっかりと聞いておきましょう。

次に、教師の子どもへの接し方です。子どもと目線を合わせて、きちんと威圧的ではなく、温かく接しているかが一番重要なところでしょう。日本の園と比べると、どうしても雑な感じがしてしまうのですが、許容範囲であれば良いでしょう。

また、文化の違う人に対し理解があるかどうかも大切なポイントだと思います。

もし子どもが英語を分からない場合、言葉の分からない子どもにどう接してくれるかということは大きな問題だと思います。

見学に行ったら、分からないことはどんどん質問しましょう。日本の幼稚園や保育園とは随分、様子が違いますので、分からないところはクリアにしていきましょう。もし、英語が苦手であれば、公的な通訳を付けることも可能です。最近は日本人スタッフも増えてきていますので、それも1つのポイントになると思います。ご自身で見てみて、納得してから申し込みましょう。

■監査に関するウェブサイト
Australian Children’s Education & Care Quality Authority
Web: www.acecqa.gov.au/nqf/about/guide


内野尚子(うちのなおこ)
96年よりシドニー在住。11年間ローカルの幼児教育機関で教師「Authorized Supervisor」を務める。元日本語補習校代表兼教師。幼児から大人のための学習教室「Universal Kids」の代表。Universal KIDSやNPO日豪教育サポート・グループを通して、在豪日本人のための現地教育のシステムや、バイリンガルなどの教育の情報共有に努めている。

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