親子で作ろう「手作り甘酒」レシピ

Food Recipe 親子で作ろう! 元気が出る食卓


自然な甘さがおいしい!
「手作り甘酒」

皆さんは小さい頃、ひな祭りに白酒を飲んでいましたか?それとも甘酒を飲んでいましたか?実は、甘酒を白酒だと思いこんでいる方は多いようです。白酒とは、蒸したもち米にみりん、または米麹と焼酎などを混ぜて仕込んだアルコール度10パーセント前後の飲み物で、酒税法上ではリキュールに該当します。それに対し甘酒はおかゆに米麹を混ぜ、デンプンの甘い糖分を引き出したもの。アルコール度数1パーセント未満なのでお酒には該当せず、お子さんにも飲ませることができます。

ちなみに、市販の甘酒は「酒粕」で作られているものが多く、甘みを補うために砂糖がかなり加えられています。それに対して米麹で作った甘酒は、発酵途中に生じる自然の甘みがあるため、砂糖不使用です。その上、手作りは市販品と違い保存のため65度以上での加熱処理をしていないので、加熱すると失活する酵素もそのまま取り込むことができる利点もあります。

甘酒にはブドウ糖、ビタミンB1、B2、B6、天然の必須アミノ酸が多く含まれ、またオリゴ糖による整腸作用があるので、ジャパニーズ・ヨーグルトともいわれます。

甘酒は大変甘みが強いので、余った甘酒は煮詰めてジャムとして利用できます。パンに塗ったり、ヨ-グルトに入れても良いですね。また、塩を加えて大根などの野菜を漬け込むとべったら漬けのような漬物ができます。

「手作り甘酒」レシピ

材料

もち米(うるち米も可) 1合
5合分
米麹 約200g

作り方


① 炊飯器でもち米をおかゆに炊きます。

② 炊けたら釜をとり出し、触って少し熱いくらい(55~60度程度)に冷まします。

③ 冷ましたら、ほぐしておいた米麹を加え、よくかき混ぜます。炊飯器に戻して、保温モ-ドにします。50~60度くらいをキ-プするために、ふたを開けて濡れぶきんをかぶせておくと調度良い温度になりますが、もし温度が低いようでしたら、半分くらいふたを閉めて(テ-プで固定)温度を調節してください。

④ 時々かき混ぜながら6~7時間そのまま保温します。充分甘くなったら最後に塩少々を加えます。

⑤ 発酵を止めるために、内釜を外し氷水につけて一気に冷やしましょう。(そのまま放っておくと、酸味が出ることがあります。)

⑥ 味が濃い場合は、温める、もしくは冷す時に水を足して調節してください。※冷蔵庫で1週間ほど保存可能です。


才川須美(さいかわすみ)
プロフィル◎管理栄養士&食育インストラクター。現在、シドニーで料理教室を開催中。大人気の子ども向けホリデー・プログラムでは、裁縫と料理を合わせた「家庭科クラス」を開催(毎回、ウェイティング・リストが出る人気のクラス。お申し込みはお早めに)。大人向けには、月1回、昼間に開催されるクラスと土曜日の夜に開催されるクラスで、日々の献立に使えるいろいろな料理を紹介。夜のクラスでは、ワイン片手に楽しく料理が学べる。
 2016年の大人クラスは、◇魚の卸し方、漬け込み、干物、◇塩豚を使った献立いろいろ、◇懐石料理など、オーストラリアの食材を使った和食を中心に紹介する。
Web: http://www.sumiskitchen.comwww.facebook.com/sumiskitchen.sydney

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