【1月】最新BOOKトレンド・チェック「新年の飛躍を期す本」他

読書好き集まれ!
最新BOOKSトレンド・チェック
協力:オーストラリア紀伊國屋書店(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney)

本好きにとって、トレンドに取り残されてしまうのはつらいところ。本連載では、シドニーCBDに店を構え、KINOと親しまれるオーストラリア紀伊国屋書店協力の下、トレンド・キーワードとともに読み逃せない話題の3冊と、日本のトレンドをキャッチするための最新ランキングをご紹介していきます。

明けましておめでとうございます。昨年はたくさんのお客様にご来店、ご愛顧頂き、心からお礼申し上げます。今年も皆様に素敵な本をお届けできるようスタッフ一丸となって努めて参りますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。
 1年の始まりと言えば、「お正月」。今回は、お正月の由来やお祝いの様子、遊びなどが紹介されている絵本を集めました。昔ながらのお正月を過ごす家庭も少なくなってきている昨今、せめて絵本の中だけでもお子さんと一緒に体験してみてはいかがですか。

今、売れている本は?ベストセラー・ランキング(2016年12月3日~12月9日)

■文庫ベストセラー

1 小説・君の名は。 新海誠 KADOKAWA
2 お断り 佐伯泰英 角川春樹事務所
3 思考の整理学 外山滋比古 筑摩書房
4 祈りの幕が下りる時 東野圭吾 講談社
5 何者 朝井リョウ 新潮社

■新書ベストセラー

1 人間の煩悩 佐藤愛子 幻冬舎
2 雑談力 百田尚樹 PHP研究所
3 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済 上念司 講談社
4 グローバリズム以後 エマニュエル・トッド 朝日新聞出版
5 げんきな日本論 橋爪大三郎、大澤真幸 講談社

今週のトレンド・キーワード 『新年の飛躍を期す本!』

「美しい字」のポイントを基礎から学ぶ

『美しい字になるボールペン字練習帳』
高宮暉峰
PHP研究所(価格:A$23.35<会員価格:A$21.02>)

「ひじの使い方に注意して、まっすぐな線を引くこと」を指導のポイントにした、書き込み式ボールペン字練習帳。美しい字を書くためのポイントを3点にしぼり効果的に練習することができる。特に、余白のとり方、中心のそろえ方をマスターすることで、書いた文章全体がバランスの取れた美しい印象に。「美しい字」を基礎から学んでみては。

全てのマラソン・ランナー必読の1冊

『金哲彦のマラソン練習法がわかる本』
金哲彦
実業之日本社(価格:A$14.70<会員価格:A$13.23>)

マラソンはただ距離を走っても、単調な練習を繰り返しても、タイムを伸ばすことはできない。必要なのは効果的な練習メニューだ。本書では、超人気コーチ金哲彦が「完走」「サブ4」「サブ3」を目指すランナーに、目標達成するための「100日練習メニュー」を掲載。練習メニューの意味を理解し実践すれば、着実に変わっていく走力を体感できるはず。

今なお読み継がれる成功への指針

『道をひらく』
松下幸之助
PHP研究所(価格:A$20.40<会員価格:A$18.36>)

1代で松下グループを築き上げた人物であり、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助による、1968年初版の「古典」とも言えるロング・セラー。本書は、PHP研究所の機関紙「PHP」に連載したエッセイをまとめたもので、見開き2ページの短編が120余り掲載されている。社会人だけでなく、大学生や高校生にも手に取ってもらいたい、きっと何かを発見できる1冊。

ランキングからPick up!


『グローバリズム以後』エマニュエル・トッド/朝日新聞出版

トランプ・ショック、英国EU離脱、憎悪とテロの連鎖。どの国もうまくいかない歴史の大転換期を鮮やかに読み解く1冊。グローバリズムが先進国の中間層を解体し、社会を分断する。民族の自律性と民主主義への懐疑が黒雲のように広がる。この恐るべきニヒリズムを乗り越えるには……。これを読めば9.11以降の現代史の奔流が手に取るように分かる!

KINOKUNIYA便り

2017年が始まりました。昨年は石原慎太郎が田中角栄を書いた『天才』がベスト・セラーになり、『おやすみ、ロジャー魔法のぐっすり絵本』という怪書もありました。文芸作品では住野よる、宮下奈都、村田沙耶香などがブレイク、新たな才能に出合えました。『君の名は。』のように海外でもヒットした作品もあり、今年はどんな本に出合えるか楽しみです。本年も当店をよろしくお願いします。

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