【6月】最新BOOKトレンド・チェック「映画についての本!」他

読書好き集まれ!
最新BOOKSトレンド・チェック
協力:オーストラリア紀伊國屋書店(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney)

本好きにとって、トレンドに取り残されてしまうのはつらいところ。本連載では、シドニーCBDに店を構え、KINOと親しまれるオーストラリア紀伊国屋書店協力の下、トレンド・キーワードとともに読み逃せない話題の3冊と、日本のトレンドをキャッチするための最新ランキングをご紹介していきます。

毎年6月に開催されるシドニー映画祭は世界最大の映画祭の1つです。シドニー大学を会場にした1954年の初回から今回で64回目になります。会期中は長編ドラマ、ドキュメンタリー、ショート・フィルム、アニメなど世界中の200を越す人気作品が上映され、日本映画も必ずラインアップされます。また、映画監督などを迎えたトーク・ショーや最新製作技術の体験などさまざまなイベントも開催されます。映画製作に関する本や映画史などの本を読んで映画祭に行くのもお薦めです。

今、売れている本は?ベストセラー・ランキング(2017年5月6〜12日)

■文庫ベストセラー

1 リバース 湊かなえ 講談社
2 Musio Ⅰ:電脳メイロ 真山碧 AKA LLC
3 イノセント・デイズ 早見和真 新潮社
4 嫁入り 佐伯泰英 角川春樹事務所
5 君の膵臓をたべたい 住野よる 双葉社

■新書ベストセラー

1 儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 ケント・ギルバート 講談社
2 応仁の乱 呉座勇一 中央公論新社
3 サイコパス 中野信子 文藝春秋
4 日本の近代とは何であったか 三谷太一郎 岩波書店
5 世界一美味しい煮卵の作り方 はらぺこグリズリー 光文社

今週のトレンド・キーワード 『映画についての本!』

映画製作全行程完全マニュアル/p>

『一人でもできる映画の撮り方』
西村雄一郎
洋泉社(価格:A$57.20<会員価格:A$51.48>)

撮って、つないで、見せる! 撮影テクニックはもちろん、パソコン編集、アニメ製作、公開方法など、映画製作に必要最低限なことからプロも活用している発展的方法まで詳細に紹介されている全行程完全マニュアル。撮影に関してや、デジタル機材、照明、光の演出、録音、編集や上映方法などについても詳しく書かれている。映画製作に興味大という方はぜひご一読。

活動写真からジブリ、北野まで

『日本映画史110年』
四方田犬彦
集英社(価格:A$18.35<会員価格:A$16.52>)

日本映画史の全貌を明らかにした『日本映画史100年』(2000年刊行)の増補改訂版。この10年の間に日本映画の製作本数は激増し、フィルムからデジタル・データへ変化し、インターネット配信が実施されるなど、劇的な変貌を遂げた。本書は、そうした日本映画を巡る近年の状況を踏まえ、最新の研究成果も紹介しながら、新たなる論考を加えた。

宮崎駿インタビュー集

『続・風の帰る場所』
宮崎駿
ロッキング・オン(価格:A$34.65<会員価格:A$31.19>)

『崖の上のポニョ』から最後の長編監督作品になった『風たちぬ』までの5年間に雑誌『CUT』が行った4本のロング・インタビュー、そして『出発点』(徳間書店)にも収録されている、初演出作品『未来少年コナン』と長編監督デビュー以前のキャリアを語った2本を加えた計6本、12万字を一挙に掲載。映画監督・宮崎駿の本質に迫る決定版インタビュー集。

ランキングからPick up!


『サイコパス』中野信子/文藝春秋21

平気で嘘をつき、罪悪感ゼロ。大企業のCEOや政治家、弁護士に医者。大胆な決断をしなければならない職業の人にその傾向の高い人が多いという「サイコパス」。脳科学の進歩により徐々にその正体が明らかに。脳内の器質のうち、他者に対する共感性や痛みを認識する部分の働きが一般人と大きく異なるという。脳に隠されたミステリーを最新脳科学で解き明かす。

KINOKUNIYA便り

海外旅行では必ず旅先の映画館を訪れます。本編前の宣伝、映画館の雰囲気、上映プログラムなどからその国の事情が透けて見えます。例えば、タイでは本編前に必ず国王を称える映像が流れ、多民族国家・シンガポールではマレーやインド映画のラインアップも豊富。芸術の都・フランスでは雰囲気抜群の映画館で新旧問わず多様性に富む作品を鑑賞。さてオーストラリアでは?

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