高校生たちがお祭り騒ぎ! スクーリーズ·ウィークを安全に乗り切ろう

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穏やかな気候と約60キロ続くビーチが有名なゴールドコーストは、世界中から注目を集めるリゾート地だ。国内旅行者からの人気も高く、毎年各地から多くの観光客が訪れている。普段は美しくのんびりとした雰囲気だが、11月中旬から約3週間は様子が一変する。卒業を控えた多くの高校生が押し寄せ、けんかや迷惑行為などが頻発する恐れがあるのだ。毎年逮捕者が出るほどの騒ぎになるため、本稿では騒動に巻き込まれないために期間中の注意事項などをお伝えする。(文=村松安果)

ゴールドコーストが最も危険になる時期


「スクーリーズ・ウィーク(Schoolies Week)」とは、高校卒業を目前にした学生たちが迎える最後の長期休暇のこと。正式には「スクール・リーバーズ(School Leavers)」と言い、11月中旬から約3週間にわたり、多くの高校生がゴールドコーストに押し寄せ、盛大な卒業パーティーを行う。選択肢としてはバイロン・ベイやサンシャイン・コーストなども人気だが、中でもゴールドコーストはオーストラリア各地から毎年何万人もの高校生が集まるホット・スポットと言われている。参加者は公式リスト・バンドの着用が義務付けられており、一部ではスクーリーズのみ入場可能なエリアも設けられる。

多くの高校生にとって保護者や引率者がいない初めての旅行となるため、羽目を外し昼夜を問わず大騒ぎする。オーストラリアでは18歳から飲酒が可能なため、酔っ払った高校生が諍(いさか)いを起こして殴り合いのけんかに発展することもある。

過去にはホテルのバルコニーからプールに飛び込もうとする者もおり、毎年逮捕者や死傷者が出ている。和やかな卒業パーティーとはかけ離れた、とても危険なイベントだ。多数の警察官やボランティアが見回りをしているが、面白半分で近付くと思いもよらないトラブルに巻き込まれる恐れもあるので十分な注意が必要だ。

スクーリーズ・ウィークを安全に過ごすために

日本とは桁違いの卒業パーティー。サーファーズ・パラダイス周辺は夜通し多くの若者で溢れ返る
日本とは桁違いの卒業パーティー。サーファーズ・パラダイス周辺は夜通し多くの若者で溢れ返る

同イベント期間中は大小さまざまな事件が起こるが、飲酒による周囲への迷惑行為やけんかなどがほとんどだ。しかし、ドラッグの売買や強制わいせつのような重大事件も起こることがあるため、多くの高校生が滞在するサーファーズ・パラダイス周辺に住んでいる人やゴールドコーストへの旅行を計画している人は慎重に行動する必要があるだろう。

「トゥーリーズ(Toolies)」と呼ばれる20歳前後の若者が同イベントに便乗して大騒ぎし、警察沙汰になることも多い。酩酊(めいてい)状態の若者が女性だけでなく男性にも絡んでくるので、できるだけ夜間の外出は控えた方が良いだろう。

日本人にとっては迷惑な話だが、「日本人に卵を当てると幸運になる」というジンクスがあり、実際にぶつけられたという人もいる。

車やバイクで移動する際は、交通ルールを無視したり予測不可能な動きをしたりするドライバーに注意しよう。車にいたずらされる可能性もあるため、イベント中心地付近での路上駐車は避けた方が良い。また、サーファーズ・パラダイス付近で交通規制が実施された場合に備え、事前に迂回経路を確認しておくことをお勧めする。

「Red Frogs」(Tel: 1300-557-123)という若者や住民を守るための団体もあるため、困ったことがあれば相談することができる。

スクーリーズ・ウィークは州によってタイミングが異なるため、事前にスケジュールをチェックしておこう。

●第1週:クイーンズランド州(11月17日~24日)
●第2週:ニュー・サウス・ウェールズ州/ビクトリア州(11月24日~12月2日)
●第3週:ニュー・サウス・ウェールズ州/ビクトリア州(12月1日~12月9日)

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