2016年1月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

錦織圭選手(Photo: Tennis Australia)
錦織圭選手(Photo: Tennis Australia)

全豪オープン18日開幕へ

テニスの4大国際大会(グランド・スラム)の初戦、全豪オープンが1月18日からメルボルンで開幕する。同大会は酷暑の大会としてよく知られ、2014年の大会では最高気温が連日40度を超えて試合が中断されるなど、選手にとっては熱中症対策も重要な課題の1つとなる。

国枝慎吾選手(Photo: Tennis Australia)
国枝慎吾選手(Photo: Tennis Australia)

昨年の全豪オープンでは惜しくも4強入りを逃し、トータル54勝14敗でツアーを終えている男子シングルス世界ランキング第8位の錦織圭(日清食品)が本大会でどこまで勝ち上っていくか大いに注目されている。

更に日本人選手では、車いす部門で06年以来、世界ランキング1位をキープし圧倒的な強さを誇る国枝慎吾(ユニクロ)が同大会で前人未到の9度目の優勝をかけて戦いに挑む。同選手は車いす部門でグランド・スラム4大会を全て優勝する、年間グランド・スラムも過去5回達成している。女子車いす部門からは、昨年同大会のダブルスで優勝を飾った上地結衣が連覇を狙う。上池選手は昨年の全米オープンで20歳135日で4大大会のダブルス全制覇を達成し、ギネス世界記録に認定されている。

また、12月に行われたアジア・パシフィック・ワイルドカード・プレーオフで優勝した男子シングルスの西岡良仁(ヨネックス)、女子ダブルスの青山修子(近藤乳業)・二宮真琴(橋本総業)組がワイルドカード(主催者推薦枠)で本戦出場権を獲得している。


2016年アジア太平洋地域で有望な不動産投資先に
シドニー、メルボルンが上位に選出

米シンクタンクのアーバンランド・インスティチュート(ULI)と米大手会計事務所プライスウオーターハウス・クーパース(PwC)の共同調査による「Emerging Trends in Real Estate Asia Pacific 2016」が発表され、2016年にアジア太平洋地域で有望な不動産投資先としてメルボルンが3位に選出された。東京は3年連続で首位。2位はシドニー、4位は大阪だった。

2016年の有望な不動産投資先(上位10都市)

順位 都市 スコア
1 東京 3.66
2 シドニー 3.52
3 メルボルン 3.43
4 大阪 3.39
5 ホーチミン 3.21
6 ジャカルタ 3.20
7 ソウル 3.18
8 マニラ 3.17
9 上海 3.15
10 オークランド 3.14

(注)スコアは5点満点

報告書はアジア太平洋地域における不動産業界の動向や将来予測をまとめた報告書で、不動産投資や開発動向、不動産金融市場と資本市場などを含めた、不動産に関連する案件についての見通しなどを提示。調査は外国人投資家、不動産デベロッパー、金融機関など270人を超える業界関係者へヒアリングまたはインタビューを行い、それに基づいて各都市が選出される。

オーストラリアでは不動産の収益性を表すキャップ・レート(還元利回り)が高く、経済も成熟し、また他地域よりも透明性が高いことから、商業、住宅両セクターにおいてアジア圏の富裕層や外国人投資家らが資金を投入しやすい。報告書では今後も引き続き中国、シンガポール、マレーシアを中心とした投資家が不動産を取得していく見通しだとしている。


都市の国際性が高く評価されたメルボルン
都市の国際性が高く評価されたメルボルン

「留学に最もふさわしい都市」
パリに次いでメルボルンが2位

英大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)による「留学に最もふさわしい都市」の2016年版が発表され、メルボルンがパリに次いで、世界2位の都市に選ばれた。

このランキングは75カ国・地域の大学生を対象に調査され、高等教育機関2校以上、住民25万人以上の116都市の中から、「安全」「大学ランキング」「留学生の国際性」「生活費の経済的負担」「就職の難易度」の5つを軸に総合的に評価して選ばれる。

4年連続1位に選ばれたパリ(404点)は、高水準の大学の数が多く、学費や生活費の安さが、学生の留学先として支持されている。メルボルン(398点)は多様性や国際性を評価する「Student Mix」のカテゴリーで満点を獲得しており、自分の文化背景、ライフスタイル、アイデンティティーが受け入れられる環境であると留学生から高い評価を得た。この他、3位の東京(391点)は前年の7位から浮上、4位シドニー、次いで5位ロンドン、シンガポール、モントリオール、香港の順だった。


優勝カップを持つ、キャプテンのルイス君とチームメートの皆さん
優勝カップを持つ、キャプテンのルイス君とチームメートの皆さん

学校対抗チェス全国大会、全豪ランク1位の日本人
小学生が大健闘

オーストラリア・チェス・ファンデーションが主催する全豪チェス学校対抗戦が2015年12月8日、メルボルン市内の高校で開催され、全国予選を勝ち抜いた各州の代表24校、96人が参加した。VIC州からは浅香サミュエル君(Balwyn North Primary School、6年生)、服部ルイス君(Mount View Primary School、6年生)、服部クリス君(Glen Waverley Secondary College、8年生)ら日本人選手3人が参加し、それぞれチームの勝利に大きく貢献した。

本大会は4人1組のチームで対戦して獲得したポイントを競い合う。長い時には3時間以上かかる試合もあり、集中力、計算力、忍耐力などが問われる。

小学校の部で3年連続優勝を遂げたマウント・ビュー小学校のキャプテン・服部ルイス君は今大会で行われた全ゲームに勝利、チーム連覇の立役者となった。ルイス君は6歳から兄のクリス君と一緒に学校のクラブ活動でチェスを始め、現在では強さの指標であるレーティングにおいて、12歳以下の部で全豪1位、世界54位にランクインする。平日はコンピューターを使用して練習し、週末には兄弟で約3時間の練習をこなす。週に一度のレッスンでは対戦相手の戦略方法、序・中・終盤における戦い方などをコーチから学ぶ。地元のチェス・クラブにも所属し、大人と対戦しても負けないというルイス君。「小学校最後の試合なので、優勝できてとても嬉しい。いっぱい練習してクリスと一緒にもっと強くなりたい」と満面の笑みで試合を振り返った。

チェスをすることで集中力や記憶力が鍛えられることから、VIC州内ではクラブ活動に取り入れている小学校が増えており、ルイス君が通うマウント・ビュー小学校では学校外部のチェス教室がクラブを運営し、60人以上が所属している。

全豪チェス学校対抗戦優勝校
小学校女子部門: St. Andrews Catholic Primary School, VIC (17.5)
小学校オープン部門:Mount View Primary School, VIC(15.5)
中高校女子部門: Abbotsleigh Senior School, NSW (18)
中高校オープン部門: Melbourne High School, VIC (18)

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