2016年4月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

会場を埋め尽くす観客、ステージ・パフォーマンスも大いに盛り上がった
会場を埋め尽くす観客、ステージ・パフォーマンスも大いに盛り上がった

日本夏祭り盛況に終わる

参加者は4万人超で過去最多

メルボルンの夏の恒例行事「メルボルン・ジャパニーズ・サマー・フェスティバル」(メルボルン日本商工会議所/メルボルン日本人会共催)が2月28日、市内中心にあるフェデレーション・スクエアで開催され、多くの人でにぎわった。同フェスティバルは在豪日本人のためだけではなく、オーストラリア人にも日本文化や伝統芸能を紹介するする機会として重要な役割を果たしており、今年は来場者が過去最多の4万2,000人を記録するなど、昨年の人出を大きく上回った。

毎年人気の盆踊り大会では、会場中央に設置された櫓(やぐら)を中心に、人の輪が二重、三重にもなり多くの人が日本の踊りを楽しんだ。また、ヤラ川沿いの日本食屋台にはどの店にも長い行列ができ、日本食の根強い人気ぶりが伺えた。

ベスト・ドレッサー賞の浴衣・コスプレ各部門には25名がエントリー、かわいらしい子どもの浴衣姿に人気が集まった
ベスト・ドレッサー賞の浴衣・コスプレ各部門には25名がエントリー、かわいらしい子どもの浴衣姿に人気が集まった

また、メイン・ステージでは、和太鼓や日本舞踊などの伝統的芸能との融合を目指したプログラムで、メルボルン日本人学校のダンス・グループ「ミャオズ」や玉川大学学生によるアイドル・パフォーマンスなどに若者が参加し、バラエティーに富んだステージに会場は大いに盛り上がりをみせた。

毎年大人気のラッフルは今年も全て完売。ジェット・スターのビジネス・クラスで行く日本往復ペア航空券をはじめ、豪華ラッフル賞品が33人に贈られた。ラッフルの売上収益金は日本、オーストラリアの自然災害の義援金として全額寄付された。


講演する伊藤数子氏
講演する伊藤数子氏
会場を訪れた松島幸太朗選手(左)と羽田恵子・メルボルン日本国総領事
会場を訪れた松島幸太朗選手(左)と羽田恵子・メルボルン日本国総領事

「東京五輪を障害者スポーツ普及の契機に」
伊藤氏、豪スポーツ界代表らに呼びかけ

羽田恵子・在メルボルン日本国総領事は2月26日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問で日本パラリンピアンズ協会アドバイザーの伊藤数子氏をゲスト・スピーカーに迎え、総領事公邸を会場に2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて障害者スポーツの認知と普及を訴求するイベントを催した。

オーストラリアのスポーツ各界の代表者らが出席し、講演した伊藤氏の「東京五輪が障害を持った人々をはじめ誰もが参加できる開かれた大会になるようアジア・オセアニアの仲間として協力してほしい」という呼びかけに大きくうなづいていた。


ダンデノン市で画家・吉澤氏の絵画展開催

吉澤なほみ氏の個展「Thinking in Melodies」が4月7〜30日、メルボルン南東郊ダンデノン市で開催される。

シドニー在住の吉澤氏は、高校時代に1年間ダンデンノン市で過ごし、1年間ビクトリア・カレッジ・オブ・アーツで美術を学んだ。「思い出深い特別な町で今回個展のチャンスに恵まれとても嬉しい」と話す。

響き、動き、つながりなど、音楽にも関連する感覚的な要素に興味を持った同氏が、絵画空間で大切なそれぞれのエネルギーの調和を思いながら描いた抽象画35点が並べられる。

■Thinking in Melodies
日時:4月7日(木)~30日(土)11AM~5PM(月~金)、11PM
~3PM(土)
会場:Walker street Gallery & Arts Centre, Cnr. of Walker & Robinson st., Dandenong
Tel: (03)9706-8441
Web: www.walkerstgallery.com.au


ジャパン・フェスティバルが開催、ボランティアを募集

ヴィクトリア日本クラブ(JCV)主催の日系フェスティバル「JCVジャパン・フェスティバル」が5月15日、開催される。会場のボックス・ヒルでは、日本文化を紹介するイベントやパフォーマンスをはじめ、食べ物や日本関連商品の販売、着物・コスプレ・コンテストなど多岐にわたる内容で、幅広い客層から人気を集めている。

毎年5,000人以上が来場し、1日中にぎわう同フェスティバルを成功に終わらせるのに大きな役割を果たしているのがボランティアの存在だ。実行委員会では永住者、学生など日本人をはじめ、現地の人からもボランティアを募っている。

仕事内容は、会場内の交通整理やインフォメーション・センターでの案内、レクリエーション係、撮影係など多岐にわたる。ボランティア申し込み方法はウェブサイトより申込書をダウンロード、必要事項を記載の上、jfvolunteer@jcv-au.orgまで送付する。

■Japan Festival
会場:Box Hill Town Hall & Box Hill TAFE, 1022 Whitehorse Rd., Box Hill
日時:5月15日(日)10AM~5PM
Web: www.jcv-au.org/wordpress/japan-festival


左から、日本貿易振興機構(ジェトロ)の須貝智也さん、株式会社・高鉾建設酒販卸事業部の酒井荘吏さん
左から、日本貿易振興機構(ジェトロ)の須貝智也さん、株式会社・高鉾建設酒販卸事業部の酒井荘吏さん

左から、今回試飲された「上勝の棚田米と湧き水と負けん気でこっしゃえた」、「射手座造船所」

左から、今回試飲された「上勝の棚田米と湧き水と負けん気でこっしゃえた」、「射手座造船所」

日本酒「射手座造船所」試飲会が開催

阿波踊りで有名な四国・徳島県の酒「射手座造船所」と「上勝の棚田米と湧き水と負けん気でこっしゃえた」の試飲会が3月5日、メルボルンのプラーン・マーケット内で開催された。

ユニークなネーミングの純米吟醸原酒は、徳島県上勝町にある棚田で作られたお米とおいしい水を原料として作られ、すっきりとして飲みやすいことから特に女性からの人気が高い。この日も多くの買い物客が足を止めてその味を楽しんでいた。

今回初めて豪州でプロモーションを行った株式会社高鉾建設酒販卸事業部の酒井荘吏ディビション・マネージャーは「いろいろな文化が混ざり合っていて、単に日本酒に興味があるだけではなく、お酒の作り方や酵母などについても聞いてくれるお客様が多いことに驚きました。日本酒に興味を持ってくれる人の裾野がとても広い」とコメント。「日本は焼酎やビールなど毎年お酒の流行りがあり、日本酒の国内需要は伸び悩んでいるのが現状。ここ数年で香港や台湾へ進出し、近い将来はオーストラリアでも販売できれば」と話した。

また、日本貿易振興機構(ジェトロ)徳島貿易情報センターの須貝智也係長は、「日本酒の輸出先ランキングとしては米国や香港が上位ですが、ここ数年でオーストラリア市場も大手酒造メーカーが進出。それに続き地酒の蔵元が進出しています。米国などに比べるとオーストラリアは、日本酒市場が成熟しきっていないため、まだ戦える余地がある国」と語る。

フルーティーでまろやかな味わいの日本酒は、和食だけではなく幅広い料理との相性が良く、年々その人気は世界中で高まっている。海外市場での需要が広がりとともに、日本酒「SAKE」は「SUSHI」と同様、英語圏でも使える言葉になった。メルボルンでもますます人気を見せる日本酒から目が離せなくなりそうだ。


ガンバ大阪、5月来豪=ACLで豪州王者と対戦

サッカーのガンバ大阪は5月3日、AFCチャンピオンズ・リーグ(ACL)で、同じグループGに所属するオーストラリア王者メルボルン・ビクトリーと対戦する。

ACLは、今年のアジア地区におけるサッカー・クラブの頂点を決める大会で、2月23日に開幕。日本からは、ガンバ大阪、浦和レッズ、鹿島アントラーズ、柏レイソルが出場している。ACLで優勝したクラブには、FIFAクラブ・ワールド・カップへの出場権が与えられる。

■ガンバ大阪(日本) 対メルボルン・ビクトリー(豪)
日時:5月3日(火)8PMキックオフ
会場:メルボルン・レクタンギュラー・スタジアム

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