2014年6月 ニュース/コミュニティー


シドニー・ポップアップ店にはカシミア・セーターなどの人気商品が並ぶ

ユニクロ・シドニー・ポップアップ店
オープン

日本の大手アパレル企業、ファーストリテイリングが5月3日、シドニーにユニクロ・ポップアップ店をオープンした。

ポップ・アップ店オープン初日、約5,000人もの客が訪れた。店頭には大きな行列ができており、入店まで約30分待ちになるなど、大盛況を博した。ユニクロ・オーストラリアCOOの真田秀信氏によると、「ポップ・アップ店は60坪だが、同じスペースを持つほかの店舗と比べてみると、売上額が世界でもトップ・クラスの成績になっている」という。シドニーにおいてのユニクロの人気の高さがうかがえる。オープン以来、1日の来客数は平均で約1,000人。アジア人の客が多いという。

ポップ・アップ店の売り場に並ぶ商品は、メルボルン店で人気の30品目を展示している。特に、軽いのに温かく、小さく丸めて袋に収納することもできる「ウルトラ・ライト・ダウン」や、カシミア・ニット、暖かさを保つ下着「ヒートテック」などがオーストラリアで人気がある。

オープンから1週間、商品棚が空になっている日もあったという。売り切れ商品や、店内で取り扱っていない商品を購入したい時には、店内に入って左側にあるタブレット型端末「iPad」を使用し、ネット・ショップで商品を購入することもできるようになっている。

初のシドニー店は、2014年内にシティでオープン予定。ネット・ショップも好調で、さらなる人気の拡大が期待される。



豪州市場の酒屋やレストランなどでサントリー・ウイスキーが広く手に入るようになった(Pictures: Scott Ehler)

サントリー、ウイスキーを豪州市場で本格展開

サントリー・オーストラリアは5月中旬、豪州市場において、ウイスキー「山崎」「白州」「響」などの展開を本格的に始動した。5月19日には、シドニーのNSW州立美術館で現地報道陣などに向けて、これら新商品の発表会も行った。約150人が出席した。

同社は、オーストラリア全国の大手酒屋をはじめ、レストランやバーなどに向けて、サントリー・ウイスキー数種の配荷を5月中旬から開始している。販売される商品は、山崎(Yamazaki Distiller’s Reserve、$80)、山崎12年(Yamazaki 12year old、$110)、白州(Hakushu Distiller’s Reserve、$80)、白州12年(Hakushu 12year old、$110)、響12年(Hibiki 12 year old、$110)、響17年(Hibiki 17 year old、$150)の6種類。

サントリー・オーストラリア・マネジング・ディレクターのイアン・アサートン氏は、「オーストラリアではウイスキーの消費量が増えてきており、現在は蒸留酒市場の4分の1を占めている」と話している。また同氏によると、25~34歳の消費者によるウイスキーの消費量が過去6年で2倍に増えており、その人気が高まっているという。

サントリー・ウイスキーは、2010年、12年、13年と3度にわたり、世界的な酒類コンペティションとして知られる「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」で、「ディスティラー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれている。



南部美人の平野雅章氏(写真左)、居酒屋ますや店長の長滝翔悟氏

岩手と新潟の酒造がシドニーで試飲会開催
「南部美人」と「八海山」

岩手県二戸市の酒造メーカー、南部美人と、新潟県南魚沼市のメーカー、八海醸造株式会社がそれぞれ4月30日と5月21日、シドニーの日本食レストラン、居酒屋ますやと鱒屋レストランで試飲会を開催した。

4月30日、南部美人の平野雅章氏が来豪。同県産の米「ぎんおとめ」と山水を使用した特別純米酒を来客者に紹介していた。この酒はフルーティーで飲みやすく、米の旨みが最大限に生かされたもの。

楽しみ方について平野氏に聞くと、「刺し身にや魚には冷酒、肉料理には熱燗など。ワイン・グラスでチーズやサラダをつまみに飲むのもおしゃれ」と話していた。

5月21日には、八海醸造の中島卓氏と、同ブランド・アンバサダーとしてアメリカから来豪したティモシー・サリバン氏が試飲会を行った。紹介された商品は、八海山純米吟醸、八海山特別純米、そして昨年発売された発砲にごり酒の3種類。


八海山の中島卓氏とティモシー・サリバン氏

両者は同14~16日にブリスベン北方の町、ヌーサで開かれた「ヌーサ・インターナショナル・フード・アンド・ワイン・フェスティバル」にも参加しており、オーストラリア市場での積極的な広報活動を行っている。

八海醸造は1922年の創業以来、八海山の麓の美しい水と高品質の米を使用。米麹は今も手作りで、安定した美味しさが味わえると日本国内外で注目を集めている。純米吟醸や特別純米はきりりとした辛みが特徴。発砲にごり酒は、普段日本酒にあまり馴染みがない現地オーストラリアの人も、強く興味を示していたという。

オーストラリア市場での日本酒の人気は、これからもっと高まりそうだ。



表彰された6人の大学生

AJSが日本文化を学ぶ学生たちを表彰

オーストラリアと日本の相互理解と親善を目的とし、1968年にシドニーで設立されたNSW豪日協会(Australia Japan Society of NSW=AJS—NSW)が5月21日、日本の文化や言語などを海外の視点から論じ、その功績が認められたNSW州内の大学生6人に対する表彰式を同市内で開催した。
 表彰された学生は、マッコーリー大学、NSW大学、シドニー大学、シドニー工科大学、ウエスタン・シドニー大学、ウーロンゴン大学の6人。学生たちは、「大好きな日本の文化を勉強し、賞までいただけて光栄」「より日本のことを知り、将来は日本とオーストラリアを繋ぐ企業で働きたい」と述べた。
 表彰式に出席した高岡正人・在シドニー日本国総領事は、「先日行われた、日豪首脳会議での戦略的パートナー関係に加え、日本の理解を深めてくれる学生たち。今後の日豪関係がより楽しみですね」と話した。



©2012 “Kirishima” Film Club ©Ryo Asai / SHUEISHA

日本アカデミー賞受賞8作品を一挙上映
「日本映画祭アンコール」

ジャパンファウンデーション・シドニーは日本映画祭の一環として、シドニー市内の映画館で7月9~13日、スペシャル・イベント「日本映画祭アンコール」を開催する。ここでは、日本アカデミー賞で最優秀監督賞、撮影賞、脚本賞などを受賞した8つの名作が上映される。
 上映作品は、滝田洋二郎監督作「おくりびと」(2008)と「壬生義士伝」(03)、中島哲也監督作「告白」(10)、成島出監督作「八日目の蝉」(11)、山崎貴監督作「ALWAYS三丁目の夕日」(05)、松岡錠司監督作「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」(07)、内田けんじ監督作「鍵泥棒のメソッド」(12)、吉田大八監督作「桐島、部活やめるってよ」(12)。
 チケット発売は6月11日から。日本映画祭の公式ウェブサイトまたは映画館チケット売り場で購入できる。上映時間は公式ウェブサイト(順次更新される)または、フェイスブック・ページなどを参照のこと。


■Japanese Film Festival Encore – Japan Academy Awards Edition
日程:7月9日(水)~13日(日)
会場:Event Cinemas, 505-525 George St., Sydney NSW
料金:大人$18、コンセッション$15 ※チケットは下記ウェブサイトまたは映画館チケット売り場で購入する
Web: japanesefilmfestival.net
Facebook: www.facebook.com/japanesefilmfest


SBSラジオ日本語放送6月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio 1」を選択する方法で聞くことができる。
 また6月には特別に、サッカー・ワールド・カップ・ブラジル大会日本代表の試合の一部を日本語で放送する予定。オーストラリア東部地区においての日程は以下の通り。

■ワールド・カップ:日本対コートジボワール戦
日時6月15日(日)10:30PM
ラジオ:SBSラジオ3

■ワールド・カップ:日本対コロンビア戦
日時:6月25日(水)5:30PM
ラジオ:SBSラジオ3

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese



「スノー・トラベル・エキスポ」では野沢温泉スキー場のプレゼンテーションも行われた


「ジャパン・スノー&アドベンチャー・セミナー」では席が足りなくなるほど多くの人が訪れた

スノー・トラベル・エキスポ2014
スノー&アドベンチャー・セミナー2014開催

5月25日、バルメインにあるホワイト・ベイ・クルーズ・ターミナルで「スノー・トラベル・エキスポ2014」が開催され、国内外から数多くのスキー・リゾート関係者が訪れ、ブースを出展した。会場には特設ステージやスロープも設置され、各関係者がプレゼンテーションやイベントなどを開催するとともにスキーヤー、スノー・ボーダーがパフォーマンスを見せるなど盛り上がりを見せた。日本からは北海道エリア、東北エリア、長野・新潟エリアの各スキー場からそれぞれ担当者が訪れ、訪れた人々に各地の魅力を伝えていた。

翌26日には日本政府観光局(JNTO)の主催で市内グレース・ホテル・シドニーで「ジャパン・スノー&アドベンチャー・セミナー2014」を開催。高岡正人・在シドニー日本国総領事の挨拶の後、トラベル・エキスポにも参加した各エリアの担当者がそれぞれ、訪れた旅行業界関係者を前にプレゼンテーションを行った。上質のパウダー・スノーが楽しめると人気の日本のスキー・リゾートへの熱は続きそうだ。



講師のクレイトン・ユッツ法律事務所の加納氏

最新のオーストラリア労働法制事情について
シドニーJCCIとジェトロ・シドニー事務所がセミナー共催

シドニー日本商工会議所(JCCI、会頭=中舛貴信:キヤノン・オーストラリア)の企画委員会(委員長=石原均:日立オーストラリア)とジェトロ・シドニー事務所( 所長=土屋隆)は合同で5月8日、ジェトロ・シドニー事務所で「最新のオーストラリア労働法制事情~実務的留意点とアボット政権の法律改正の動き~」と題したセミナーを開催した。約50人が参加した。
 講師として、クレイトン・ユッツ法律事務所の加納寛之氏が、商工会議所メンバー向けに講演を行った。同氏は、政権交代に伴うフェアワーク法の改正、いじめ対策制度の概要、最新の労働法紛争事例解説などについて説明した。



講師のランダー&ロジャース法律事務所のウィルコックス氏(左)とグリフィス氏

プライバシー法改正について
シドニー日本商工会議所がセミナー開催

シドニー日本商工会議所・企画委員会は5月14日、ランダー&ロジャース法律事務所で「プライバシー法改正~オーストラリア・プライバシー原則施行に際しての企業側の留意点~」と題したセミナーを開催した。約30人が参加した。
 講師として、ランダー&ロジャース法律事務所のピーター・ウィルコックス氏、ティム・グリフィス氏、アーロン・グーンリー氏が、商工会議所メンバー向けに講演を行った。
 講師らは、3月12日から大幅改正されたプライバシー法に関して、該当する法律と概念、オーストラリア・プライバシー原則の紹介、オーストラリア・プライバシー原則コンプライアンスにおける重要事項、プライバシー・コミッショナーの権限と罰則などについて説明した。



講師のベーカー&マッケンジー法律事務所の近藤氏

海外企業の買収後の事業統合について
シドニー日本商工会議所がセミナー開催

シドニー日本商工会議所・企画委員会は5月20日、ベーカー&マッケンジー法律事務所で「海外企業の買収後の事業統合~事業統合を成功に導く実務戦略~」と題したセミナーを開催した。約45人が参加した。
 講師として、ベーカー&マッケンジー法律事務所(東京事務所)の近藤浩氏と、同事務所(シドニー事務所)のブライオニー・ビンズ氏が、商工会議所メンバー向けに講演を行った。
 両氏は、加速する日本企業の海外進出・事業拡大の状況、グローバリゼーションの利点と参入形態、グローバリゼーションを成功に導くために重要となる統合計画、グローバリゼーションの課程のおいて生じる各課題への対応、日本企業が豪州へ進出・事業展開する際に直面する問題点、豪州での事業統合時に生じる問題を解決するための実務的戦略などについて解説した。


■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


EYが2014/15連邦予算案アップデート・セミナー

大手会計事務所のEYジャパン・ビジネス・サービスの税務チームは5月21日、シドニー市内のオフィスで2014/15年度の連邦予算案をテーマに、日系企業の担当者を対象としたセミナーを開催した。
 税制改革に関する政府のアドバイザーとして長年活躍しているアジア・パシフィック税務政策リーダー、アルフ・カピト氏と税務ディレクター裕子カーンズ氏の通訳によって行われた。セミナーでは、主に連合政権の哲学や連邦財政赤字、税源侵食と利益移転(BEPS)、短・中期的に予想される展開、そして日系の海外投資家への影響などに焦点を当て、解説した。



優勝チーム、ブラックパンサーズの皆さん

第71回シドニー日本人会ソフトボール大会
ブラックパンサーズが優勝

シドニー日本人会(会長=梶谷誠:丸紅オーストラリア会社)のレクリエーション委員会(委員長=笠原昌哉:JTBオーストラリア)は5月11日、シドニー北郊外セントアイブスのウィリアム・コーワン・オーバルで第71回秋季ソフトボール大会を開催した。
 大会当日は朝から青空が広がり、熱戦が繰り広げられ、朝から厳しい予選各組を勝ち抜き、午後からの決勝トーナメントに8チームが駒を進めた。
 決勝戦はチームワークで勝ち上がってきたアタッカーズと、投打ともに強力なブラックパンサーズとの対戦となった。試合は攻守が入れ替る度に逆転する熱戦が繰り広げられたが、5回の攻撃で集中打を浴びせ8点を取ったブラックパンサーズが11対7で勝利し、見事優勝カップを手にした。
 惜しくも準優勝に終わったアタッカーズも最後まで大会を大いに盛り上げた。3位はジュビロヤマハだった。次回は11月に開催予定。



ファミリーで楽しめるキッズ・イベントが開催

家族・子ども向けの七夕イベント、シドニー西部で開催
アーティストの加藤チャコさんの七夕ワークショップも

シドニー西部の町カシューラで7月9~12日に行われる子どもやファミリー向けのアート・イベント「ウェイ・アウト・ウエスト・フェスティバル・フォー・チルドレン」の一環とし、七夕イベントとアニメーション上映が開催される。
 4~12歳の子どもたちを対象とした七夕イベント「ウィッシュ・アポン・ア・スター」では、アーティストの加藤チャコさんとともに、日本の伝統的な折り紙や切り紙、短冊作りなどの体験を行う。このイベントは1セッションあたり約1時間、9~12日の毎日5回開催される。
 また、11日にはスタジオジブリのアニメ映画「崖の上のポニョ」、12日には「となりのトトロ」の上映会が行われる。
 すべてのイベントは参加無料だが、事前予約が必要。申し込みは下記ウェブサイトで。

■ Tanabata: Wish Upon a Star ※4~12歳対象
日時:7月9日(水)~12日(土)9AM、10:30AM、12PM、1:30PM、3PM(1セッション約1時間)
会場:Turbine Hall, Casula Powerhouse Arts Centre, 1 Powerhouse Rd., Casula NSW
料金:無料
予約Tel: (02)9824-1121
Web: www.wayoutwestfestival.com.au

■ スタジオジブリ映画上映 ※年齢対象なし
日時:7月11日(金)2: 30PM(崖の上のポニョ)、12日(土)3PM
会場:Theatre, Casula Powerhouse Arts Centre, 1 Powerhouse Rd., Casula NSW
料金:無料
予約Tel: (02)9824-1121
Web:www.wayoutwestfestival.com.au


カウラ暴動70周年で語ろう
日豪合同セミナー-6月に八王子で

恒例の第35回日豪合同セミナーは、6月7日と8日に東京・八王子の大学セミナー・ハウスで開かれる。今年のテーマは「歴史の交差点を振り返る」だ。NSW州カウラ市日本軍捕虜収容所の大暴動から70周年の日豪史の戦争と平和を語り合う6分科会が企画されている。ワイン・パーティーを含む参加費(一般と学生)は有料。7日午後1時からの基調講演は、ダラ・ウィリアム駐日大使館公使と、福嶋輝彦・防衛大学校教授。午後3時30分からの各分科会のテーマと講師は次の通り。

① オーストラリアの太平洋戦争=名古屋商科大の鎌田真弓教授
② 映画や舞台を通して見つめる日豪の戦争=早大の佐和田敬司教授
③ 木曜島の真珠貝漁業の日々=奈良女子大の松本博之名誉教授
④ 「カウラ→ブルーム、途中でペンギン」私のオーストラリア旅行=手話パフォーマーの南瑠霞さん
⑤ Back to the future?アボット政権とオーストラリアのこれから=神奈川大の杉田弘也特任教授
⑥ 日豪関係は日本の文化を崩壊させる?=慶大の関根政美教授

なお、8日午前9時から、鎌田真弓・名古屋商科大教授によるフリー・トークの会がある。午後12時に閉会。セミナー実行委員会の連絡先は以下の通り。

(東京・青木公)

■セミナー実行委員会
Tel/Fax: (03)3454-5044
Web: www.wallabytrack.com



ボランティアの皆さん(Photo: 北村まり)

鯉の品評会が今年も開催
震災復興支援チャリティーも

シドニー西部郊外のプレイリー・ウッドで5月18日、毎年恒例の鯉の品評会が開催され、その一環として東日本大震災復興支援チャリティーも行われた。71人のボランティアが参加した。
 ステージでは、和太鼓やダンス、書道のパフォーマンス、ファッション・ショーなどが行われたほか、チャリティー・ブースでは、鯉のぼりの販売や日本文化の紹介を行った。
 また、今回から初めてのラッフル抽選会も開催され、東京マート、「KABY Holdings」傘下の居酒屋えびす、てんこもり、茶の間カフェ、金森マユ氏、レンクラブ、オパールブリス、IMPストア、日本ハムの協賛で、多くの景品が提供された。
 売り上げは2,000ドルに上り、経費を引いた分が東北復興支援に充てられる。
 また、この日の活動を写真家・北村まり氏が記録し、復興の奮起に役立ててもらうことを目的に、写真が被災者に送られる。



さまざまな文化・宗教の背景を持つ人々が平和への祈りを捧げた

リズモアで平和式典開催

昨年、奈良県大和高田市との姉妹都市提携50周年を迎えた、NSW州北部リズモア市の合同教会で、アンザック・デーの前夜である4月24日、NPO団体RaH(Remember and Healing)が平和式典を開催した。
 ジェニー・ドーウェル・リズモア市長の挨拶や、尺八・バイオリンの演奏などが行われたほか、シドニー在住の浄土真宗本願寺派オーストラリア開教事務所・渡部重信開教使をはじめとする各宗教の代表者や、50以上の出身国の代表者らが献灯し、平和への祈りを捧げた。


日本語教育国際研究大会がシドニーで
全豪日本語教育シンポジウムと同時開催

豪州日本研究学会(JSAA)は7月10~12日、シドニー工科大学などで「2014年日本語教育国際研究大会(Sydney-ICJLE 2014)」を、全豪日本語教育シンポジウムと同時開催する。
 ICJLEは日本や韓国、中国、台湾、ニューヨークなどで1~2年おきに開催されており、日本語、日本語教育、日本研究のさまざまな分野の研究発表や討論の場を提供する。大会のテーマは「つながりとコミュニティー」。世界各国の日本語研究、日本語教育研究、日本研究の多様な分野の研究者、教育者、学習者が一堂に会し、専門領域を超えた交流、討論が活発に行われる。
 参加費は3日間で450ドル(学生300ドル)、2日間で350ドル(学生250ドル)となっており、申し込みは6月10日まで。詳しいイベント内容はウェブサイトを参照。

■2014年日本語教育国際研究大会
日程:7月10日(木)~12日(土)
会場:シドニー工科大学ほか、イベントにより会場が異なる
料金:3日間一般$450、学生$300、2日間一般$350、学生$250
Web: icjle2014.arts.unsw.edu.au/jp


日本人指揮者・村松氏のコンサート

シドニー在住の日本人指揮者、村松貞治氏が指揮するストラスフィールド・シンフォニー・オーケストラのコンサートが6月21・22日、同市内タウン・ホールで開催される。曲目は、マーラー作曲「大地の歌」。
 村松氏は愛知県岡崎市出身。1997年に英国に渡り、英国王立北音楽院やシドニー音楽院などで学び、欧州各地やオーストラリアで研鑽を積んだ。現在は、ストラスフィールド交響楽団の音楽監督を務める。

■ストラスフィールド・シンフォニー・オーケストラ・コンサート
日時:6月21日(土)7PM、22日(日)2:30PM
会場:Strathfield Town Hall, Cnr. Redmyre & Homebush Rds., Strathfield NSW
料金:大人$30、コンセッション$20、5歳以下無料、ファミリー$80
Web: www.strathfieldsymphony.org.au(チケット予約)、www.sadaharu.net(村松氏公式サイト)


心理カウンセラーによる講演会

日豪の個人事業主や企業家、シニア・マネジャーら有志による非営利団体「企業ネットワーク」はシドニー市内で6月10日、心理カウンセラー、佐藤薫氏の講演会を開催する。
 同会では、ストレスとの付き合い方や、物語療法をベースとした“人生を書き換える”方法について佐藤氏が解説する。
 同氏はシドニー市内のジャンセンニューマン・インスティテュート大学でカウンセリング&サイコセラピーの学士号と修士号を取得。現在は、同市郊外東部ダブル・ベイのカウンセリング・ルームや、市内タウンホール・クリニックでカウンセリングに従事している。ウツ、摂食障害、不安障害をはじめ、カップルや家族カウンセリングなどに幅広く対応している。申し込み締め切りは6月6日。

■佐藤薫氏講演会
日時:6月10日(火)開場6:15、講演会7PM~9:30PM
会場:SMSA(Sydney Mechanics’ School of Arts), Level 1, 280 Pitt St., Sydney NSW
料金:会員$20、一般$30、学生、ワーキング・ホリデー・メーカー、シニア(60歳以上)$20
Tel: 0412-262-591(緒方さん)
Facebook: www.facebook.com/kigyo.net.7



前回のJJBAライブに参加した皆さん

JJBAライブがシドニーで6月に開催

シドニー在住の日本人を中心とするアマチュア・ミュージシャンによる音楽同好会「JJ BA(Japan Jazz & Blues Association)」が6月21日、同市内でライブを開催する。
 同会は2000年に発足。ライブでは、ロック、フォーク、和洋ポップス、ジャズなど、さまざまなジャンルの曲を披露している。近年ではオーストラリア人の出演者も増え、今回も新たなラインアップが楽しめるという。なお、同会は随時メンバーを募集中。

■2014年JJBA 2nd Live
日時: 6月21日(土)開場4:30PM、開始5PM
会場:The Chatswood Club, 11 Help St., Chatswood NSW
料金:大人$10、中高生$5、子ども無料 ※食事の持ち込みは不可だが、スナック程度は可能。飲み物は会場で購入できる
問い合わせTel: 0412-837-612(東海林さん)
Email: yoshihikoshoji@yahoo.co.jp


継承日本語教育の米専門家が7月セミナー開催

シドニーのHSC日本語対策委員会(HSCJC)は7月9日、「継承日本語を育てる」と題したバイリンガル教育に関するセミナーを同市内で開催する。セミナーには、ゲスト・スピーカーとして米カリフォルニア州立大学ロング・ビーチ校の片岡裕子教授とダグラス昌子教授が来豪する。

ここでは、子どもの日本語力を伸ばすために保護者が家庭でできるサポートや、学校で必要なサポートについて解説される。

またセミナーに先駆け、HSCJC代表の嶋田典子氏は5月、専門家2人にインタビューを行った。

 

――継承日本語と国語の違いは何ですか。
ダグラス(以下:ダ):環境に日本語がある所で日本語を育てていく場合が国語で、環境に日本語がない所で育てていくのが継承日本語です。
片岡(片):でも、継承日本語も国語も、習得の仕方に違いがあるだけで、日本語自体は同じです。

 

――「外国語としての日本語」と「継承日本語」の学び方の違いは?
片:継承語話者の定義はいろいろあります。ここでは「家で日本語を聞いて育っている子たち」。小さい子でしたら、物とか色の名前を知っていて、そういった既に知っているものを使って、さらに幅を広げて教えていくのが一番良いわけで、子どもたちにとってもその方が学びやすい。外国語だと系統立てて教えていく必要があります。

 

――オーストラリアに暮らす保護者の皆さんへメッセージを。
ダ:日本語も音楽などと同じで、好きで得意な子もいればそうでない子もいます。完璧なバイリンガルにというような過度な期待をし過ぎないこと。
片:親の考えている国語教育と同じ考えで子どもたちをプッシュすると、日本語が嫌いになるかもしれない。ある程度の期待を持ちつつも、子どもたちが言語をどうやって学んでいくかを理解していただきたい。

なお両者自身、子どもをバイリンガルとして育てたが、学齢期に達してからは適した(日本語)学校が当時はなかったため、子どもたちの通う日本語学校や補習校の協力を得て、継承日本語のプログラムを作った経験もあるという。セミナーでは、専門的な情報だけでなく、両者の体験を交えた話も期待できる。

 (インタビュー=嶋田典子)

■セミナー「継承日本語を育てる」~子どもをバイリンガルに育てる~
日時:7月9日(水)7PM~9PM(受付6:30PM )
会場:International Grammar School, Kerrie Murphy Bldg., Entrance on Bay St., Cnr. Macarthur St., Ultimo
※セントラル駅から徒歩15分、ブロードウェイ・ショッピング・センターのバス停から徒歩5分。ショッピング・センター内駐車場は2時間まで無料
料金:1人$15(要予約)
申し込みEmail: hsc.taisaku@live.jp ※参加者の氏名、電話番号、参加人数を記載して送る
Web: hscjapanese.web.fc2.com

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