茂木経産相、林農水相が来豪


7月18日、シドニーで開かれた日本インフラ市場セミナーでスピーチする茂木敏充経済産業相

茂木経産相、林農水相が来豪

G20貿易担当大臣会合出席

安倍首相に続いて、茂木敏充経済産業相と林芳正農林水産相がオーストラリアを訪問した。両大臣は7月19日にシドニーで開かれた20カ国・地域(G20)貿易担当大臣会合に出席したほか、連邦政府の閣僚らと会談した。

茂木経産相は18日、インフラ分野での日豪協力を促進するためシドニー市内で開かれた「日本インフラ市場セミナー」に参加した。セミナーは日豪経済委員会が主催、日本貿易振興機構(ジェトロ)が共催した。ウォーレン・トラス連邦副首相兼インフラ・地域開発相とマイク・ベアードNSW州首相も出席した。冒頭のスピーチで茂木経産相は「2020年までに対日直接投資を倍増させる」として日本への投資をPR、安倍政権の「成長戦略」やアジアの第3国でのインフラ投資への日豪の協力などについて説明した。

19日のG20貿易担当相会合では、茂木経産相がリードスピーカーを務め、成長戦略について説明した。法人税率の引き下げや外国人材の活用、電子システム改革などの取り組みについて述べたほか、保護主義の拡大に懸念を表明した。経産相はトラス連邦副首相、イアン・マクファーレン連邦産業相とも個別に会談した。副首相とは、対日投資の促進やアジアでのインフラ投資での日豪協力などついて意見を交換。マクファーレン連邦産業相とは、資源・エネルギー分野での日豪協力の強化を確認したほか、より競争力の高い価格での液化天然ガス(LNG)の供給を要請した。

また、林農水相は18日、NSW西部で日本向け輸出牛肉を生産している大規模肥育場と食肉加工施設を視察した。19日はバーナビー・ジョイス連邦農業相と会談し、日豪EPAの早期発効に向けて協力していくことで一致したほか、両国の農業政策について意見を交換した。この後、G20貿易担当大臣会合で発言した林農水相は、農業生産から流通までに至る「フード・バリュー・チェーン」の国際展開が、農業生産性と農産物の付加価値の向上を通じて世界経済の成長につながると指摘した。農水相はこの後、現地の日系食品関連企業の代表らと会い、事業の現状や課題などについて意見を交換した。

貿易担当相会合は同日、保護主義の抑制、貿易自由化や投資促進が経済成長を促すとの考えなどで一致して閉幕した。オーストラリアは今年のG20議長国。G20首脳会議は11月15~16日、ブリスベンで開催される。

 

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