【マレーシア機】27人犠牲、豪州に衝撃 ウクライナ東部に治安要員投入


マレーシア航空17便の墜落現場には追悼の思いを込め花が手向けられた(Photo: AFP)

【マレーシア機撃墜】

27人犠牲、豪州に衝撃

ウクライナ東部に治安要員投入へ

マレーシア航空17便の撃墜事件で、豪州はオランダ、マレーシアに次いで多い27人の犠牲者を出した。3月の同航空370便行方不明事件に続く惨事に、国民の間には激しい衝撃が広がっている。

同機は親ロシア派武装勢力が支配するウクライナ東部で7月17日、地対空ミサイルによると見られる攻撃で撃ち落とされ、乗客乗員298人全員が死亡した。トニー・アボット首相は、同機を誤射した可能性が取り沙汰されている武装勢力の背後にいるとされるロシアを厳しく非難した。ロシアが武装勢力に提供した地対空ミサイルが使用されたとの見方もある。

豪州は調査団の現地への無制限の立ち入りなどを求める国連安保理決議を主導。安保理が21日に同決議を採択したことを受けて、武装した警官・豪国防軍兵士を含む250規模の治安要員を現地に投入することを決めた。オランダなどと共同で墜落現場一帯に要員を派遣し、調査団を警護するほか未発見の遺体の捜索を急ぐ。

ただ、武装した外国の警察・軍が戦闘地域に入ることで、現地の緊張が拡大する可能性がある。治安要員の受け入れをめぐるウクライナ議会の承認の遅れも伝えられている。治安要員の展開が豪州側の思惑通り進むかどうかは、予断を許さない状況だ(7月27日現在)。

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