2015年4月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

2万人来場で大盛況

日本の夏祭りがメルボルンで開催


「George & Noriko」のライブでは多くの人が足を止めて、三味線とギターのコラボを楽しんだ


身動きが取れないほど込み合う会場。過去最高の来場者数を記録した

2010年から始まったメルボルンの夏の恒例行事となっている日本の夏祭り「メルボルン・ジャパニーズ・サマー・フェスティバル」(メルボルン日本商工会議所/メルボルン日本人会共催)が3月8日開催された。昨年の猛暑日に比べ、今年は最高気温24度と過ごしやすい気温だったこと、さらにこの日は年に一度、市が開催するムーンバ・フェスティバルが隣接した会場で行われていた相乗効果で多くの人が詰めかけた。主催者発表では2万人を超える過去最高来場者数を記録した。

メルボルンの顔とも言える会場のフェデレーション・スクエアには、ステージ周辺にヨーヨー釣り、着物の販売、プリクラなどのブースが並び、大きなやぐらが建てられた中央では浴衣姿で盆踊りが行われ、多くの人がいろいろな日本文化を楽しんだ。また、ヤラ川沿いの日本食屋台には長い行列ができ、開始から1時間半で全品完売となる店もあった。

メイン・ステージでは日本から杵勝会の家元をはじめとする長唄の名手5人が長唄を披露、地元メルボルンからは和太鼓ユニットA.YAと、どっこいさ和知会による和太鼓の演奏や、ブルース・シンガーのジョージ川上さんと津軽三味線奏者の只野徳子さんのメルボルンの人気ユニット「George & Noriko」が登場し、オリジナル曲「酒ブルース」では会場が一体になり大いに盛り上がりをみせた。

同祭りで行われたラッフルは計3,970枚が完売し、収益金全額はVIC州の山火事復興、東日本大震災の復興のために寄付された。


鹿島オーストラリア社を設立、地元の建設・開発市場へ

鹿島は3月11日、鹿島オーストラリア社をメルボルンに設立し、人口増加を背景に安定した経済成長が続くオーストラリアで新たな事業展開をするため、同社を通して、オーストラリアの準大手建設・開発会社ICON社の過半の持分を取得する売買契約を締結したと発表した。
 I C O N 社は19 9 7年創業、ビクトリア(VIC)州メルボルン近郊のリッチモンドに本社を置き、現在はVIC州、NSW州、QLD州で建設・開発を展開し、得意とする集合住宅分野では数多くの実績を積んでいる。売上高は500億円(2016年度見込み)。鹿島は、ICON社を傘下に置くことで現地の建設・開発の両市場に進出し、積極的に事業を展開する考えだ。


メルボルンで通り魔、17歳少女殺害される

3月17日夕方、メルボルン北東部ドンカスター地区の公園を歩いていた17歳の少女が遺体で見つかった。地元紙ジ・エイジによると、殺害されたのはカンタベリー女子高校に通うマサ・ブコティクさん(17)で、同地区のクーナング・クリーク・リニア・リザーブの歩道橋付近に倒れていた。事件当時ブコティクさんはヘッドフォンをしていて、容疑者が近づいてきたことに気が付かなかったと見られている。殺害直後に悲鳴を聞いた付近の住民が通報、救急隊員が上半身に刺傷を受けていたブコティクさんの手当てをしたが被害者は現場で死亡した。
 事件は防犯ビデオに映っていた容疑者の姿が公表され、19日、メルボルンのアルビオン地区に住むショーン・クリスチャン・プライス容疑者(31)が警察に出頭、取り調べでブコティクさん殺害のほか、強姦1件、盗み2件、暴行3件など計6件の容疑で起訴された。



講演した招徳酒造の女性杜氏、大塚真帆さん


参加者は講演後、フィンガーフードとともに招徳酒造の純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒、純米生原酒の4種類の試飲を楽しんだ

関心の高さに杜氏も驚き

総領事館主催・日本酒PRセミナー

在メルボルン日本国総領事館は3月23日、外務省が推進する日本食文化の海外普及事業の一環として、京都市伏見の酒蔵「招徳酒造」の女性杜氏である大塚真帆さんを講師に招いた日本酒PRセミナーをメルボルン市内のホテルで開催した。

セミナーには参加申し込みのあった中から先着の100人が参加。参加者は大塚さんによる日本酒の製造方法や種類の違い、味わい方などの約30分の解説に熱心に耳を傾けた。講演後の質疑応答で参加者からは、「日本酒の味わいは温度でどう変わるか」「食事の内容によって日本酒の種類をどう選ぶべきか」「日本酒の味わいは麹菌やイースト菌の種類で判別できるのか」など、突っ込んだ質問が多く出され、メルボルンでの日本酒の関心の高さがうかがわれた。

大塚氏も「多くの人が興味を持ってくれているのが分かった」と日本酒への関心の高さに驚いている様子だった。
(メルボルン支局、原田糾)


「Power of Japanese Art」チャリティー・イベントを開催

メルボルン在住の日本人アーティストを中心にした「Power of Japanese Art」展が4月21日から開催される。書道家・東川潤子さんの墨絵数十点、若手彫刻家・菅原隆彦さんの彫刻作品、日本大工として活躍するデ・カイザーズ兄弟がこのイベントのために制作したテーブル、灯籠なども出展される。また、会期中の毎週日曜2時からは、アートとコラボするカルチャー・イベントも用意される。イベントの詳細は下記のウェブサイトにて随時発表。

■Power of Art
日程:4月21日~5月10日(日)(月曜休)
時間:11AM~5PM(火~木)、11AM~8PM(金)、11AM~5PM(土)、12AM~5PM(日)
会場: NO VACANCY Gallery QV、34-40 Jane Bell Lane, Melbourne
入場料:無料
Web: www.facebook.com/powerofjapaneseart

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