豪NZトランス・タスマン・バブル開始日間近

アーダーンNZ首相が4月6日に発表予定

 タスマン海を挟むオーストラリアとニュージーランド(NZ)の間で14日間のホテル隔離を免除される人的な相互航空交通、トランス・タスマン・トラベル・バブルはこれまでも双方でクラスターが発生する度に中断されながら続いてきた。また、NZからオーストラリアへの入国はホテル隔離が猶予されながら、逆方向にはホテル隔離が課せられるなどの変則的な形も続いた。

 4月6日、ジャシンダ・アーダーンNZ首相が、このバブルの開始日を発表することになっている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 2020年10月以来、ニュージーランドからNSW州のシドニー国際空港、NTのダーウィン国際空港の入国者は一時期のオークランドでのクラスター発生時を除いてはホテル隔離を免除されていた。これはスコット・モリソン連邦政権の「安全旅行ゾーン」制度によるものだった。

 しかし、同じ航空路線でも逆方向の場合にはオーストラリア人のNZ入国に際しても、また、オーストラリアに滞在したNZ人の帰国に際しても14日間の管理隔離が課せられてきた。

 正式にバブルが発足すれば、このオーストラリアからNZへの入国時の隔離も免除されるようになる。

 2週間前にはアーダーン首相が、「バブル実施に際していくつか解決しておきたい問題がある」と語っており、「アウトブレークの場合の対応手続き、オーストラリアからの旅客、帰国者の接触追跡措置、トランジット乗客の扱い、また、アシュリー・ブルームフィールドNZ保健局局長の伝えるリスク評価など」を挙げている。

 これらの問題の対策がすべて明確になった段階で、4月末までにバブルが実施されることになる公算が強い。

 エア・ニュージーランド社はすでに4月9日のオークランド・シドニー、オークランド・メルボルン間フライトをウェブサイトに載せており、さらに、バブル実施日に合わせてオークランド・ホバート間の新航空路線も発表する予定になっている。

 また、オーストラリア側でもカンタス社とその低料金航空会社、ジェットスター社が、バブル発足に合わせてフライト便数を増やす計画を明らかにしている。

 このバブルにはワクチン接種証明は必要としていない。
■ソース
Trans-Tasman bubble: What you need to know about travel between Australia and NZ

    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

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