新NSW州首相、「社会開放で困難な時も予想される」

10月11日、25日からの段階的規制緩和に警告

 10月9日付ABC放送(電子版)は、ドミニク・ペロテット新NSW州首相の発言として、「10月11日、25日には完全接種者を対象に大幅な規制緩和を計画している。この規制緩和で感染者が急増することも予想されるが州民はコロナウイルスと共存することを受け入れなければならない」と州民への警告を伝えている。

 NSW州は、最低1回のコロナウイルス・ワクチン接種率が10月10日か11日に90%に達すると予想されている。

 また、ケリー・チャント主席医務官は、「ペロテット州首相が規制緩和の道程に変更を加えたが、この変更は非常にリスクの低い内容だ」と語っている。

 NSW州政府は、10月8日午後8時までの24時間に580人がコロナウイルス陽性と判定され、11人が同感染症で死亡したと発表している。

 また、保健局は、今回の大シドニー地域を中心にしたデルタ株アウトブレークの発生過程の調査を進めている。

 ペロテット州首相は、「社会を開放すると感染者が増え、入院患者も増える。それが自然の成り行きだ。これが安全な方法だし、これまでワクチン接種率が十分ではなかったため、時期が来るまで規制の解除を待っていた。州民の健康が最大の懸案事項だが、経済活動を再開させなければならないという気持ちも強く、結局は社会を開放しながらウイルスと共存することを学んでいかなければならない」と語っている。

 また、州首相が交代したことで、チャント主席医務官とペロテット新州首相の意思疎通の問題が質問に上がったが、チャント主席医務官は、「今後も州首相への勧告を続けていくし、政府の方針決定にあたって勧告内容がよく校了されており満足している」とも語っている。

 また、この日の記者会見で、チャント主席医務官は、「シドニーで新しいデルタ株が検出された。この株は海外からの帰国者が感染していたものと突き止められているが、この株がどういう経路でシドニー都市圏西部の市中に現れたのかは未だに謎のままだ、ただし、この新株が従来よりも感染しやすいという証拠は出ていない」と語っている。

 現在、NSW州では812人がコロナウイルス感染症で感染しており、163人がICUに収容されている。

 また、死亡者11人の年齢構成は、1人が50代、1人が60代、4人が70代、2人が80代、3人が90代となっている。また、4人は未接種、3人は2回の接種を受けた完全接種、4人は1回の接種のみ受けていた。
■ソース
NSW Premier warns residents to brace for a ‘difficult time’ ahead as the state begins to reopen

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