NSW州に帰還のクルーズ船船客4人消息つかめず

未汚染のはずのウェスターダムからコロナウイルス患者

 カンボジアのシアヌークビル港に寄港したクルーズ船、ウェスターダムからかなりの船客が降り、いずれも下船時の検査で陰性と判定されたため同船はコロナウイルスにはまったく汚染されていないと思われていたが、その後、マレーシアに入ろうとした同船の船客が国境の検疫で陽性と判定された。そのため、同船に残っていた船客全員が禁足され、一方、すでに下船した船客の足取りを追っている。

 また、帰国している22人のオーストラリア人の名簿がNSW州保健省に電子メールの通知が入ったのは帰国から2日後で、そのうちNSW州在住の4人の消息がつかめていない。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 カンボジア当局は2,200人の船客と乗員の検査で全員コロナウイルス未感染と発表した。しかし、乗客のうち、83歳の米女性が下船から2日後にマレーシアの検疫で陽性と判定されたもの。

 NSW州保健省広報担当官は、「2月15日に帰国した船客22人の住所と氏名が、17日に電子メールで伝えられてきた。省では直ちに名簿の乗船客に連絡を取り、国のガイドラインに従って自宅隔離するよう依頼してきた。省では18人には直接話をすることができたが、4人とは電話連絡が取れず、代わりに電子メールで保健省に連絡するよう求めた。また、連邦にも働きかけ、4人の他の連絡方法を知らせるよう要請している」と述べた。

 ウェスターダムにはオーストラリア人が少なくとも79人は乗っており、うち10人は依然として船内で隔離され、39人はプノンペンに滞在している。また、30人がカンボジアを出国し、少なくとも22人がオーストラリアに帰国している。

 また、乗客の証言によると、カンボジアの豪大使館員が、オーストラリアに帰国する途中で韓国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシアには入国しないようにとの忠告を受け取ったが、プノン・ペンとオーストラリアとの間には直行便がないと言われたと語っている。
■ソース
NSW Health given emails of cruise passengers two days after their return

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