カンタス機、ニュージーランドの空軍基地に緊急着陸

目的地目前にして空調停まり、機内に4時間

 11月16日、メルボルン空港からニュージーランド(NZ)のウェリントン空港に向かっていたカンタス機が機体の不調のため、ウェリントン空港よりも事故対策の整っているオハケアNZ空軍基地に緊急着陸した。しかし、同基地には入国手続きの設備がないため、地上に降りることもできず、ウェリントンに飛ぶこともできないまま、乗客は空調の停まり、温度の上がった客室内に4時間閉じ込められた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 オハケア空軍基地は北島のウェリントンの北方にあり、車で150kmほどの距離。また、同基地は民間航空機の緊急着陸用施設にも指定されている。

 緊急着陸したのはボーイング737型機のQF171便で、乗客の家族によると、「乗客は、機体に不調が起きたのでオハケア基地に着陸すると教えられた。主翼のフラップがなくなっていたため、機体をかなり下げなければならなかったようだ。着陸すると消防車がたくさん待機していた。飛行機が停止した後も機内に4時間もじっと座らされていた。基地には税関施設がないため、外に出られないかった」と伝えている。

 また、カンタス航空広報担当者は、「機体の故障のため、オハケア基地に着陸した。ご迷惑にお詫びするが、安全を最優先するための措置だった。通常、オハケアの東のパーマストン空港に向かうのだが、今回はパーマストンの天候が思わしくないためオハケアに降りた」と発表している。

 最終的に乗客はバスに移され、ウェリントン空港に向かった。
■ソース
Qantas passengers stranded on tarmac at New Zealand military base

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