QLD州ではDV保護命令違反が毎日84件発生

別れた男が元の妻と3人の子供道連れ無理心中

 ブリスベンのキャンプ・ヒル地区で乗用車が放火され、子供3人と男1人が焼死し、大やけどを負って助けられた母親も病院で死亡する悲惨な事件が起きたが、この事件は子供と母親の乗っていた車に、母親の別れた夫が乗り込んで放火したものと断定されている。

 2019年のQLD州ではDV保護命令違反が1日に84件起きたと報告されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 2月19日朝に起きたキャンプ・ヒルの事件は、母親のハンナ・クラークさんが3人の子供を学校に送り届けたところで、別れた夫のローワン・バクスターが現れ、家族にガソリンをかけて放火している。そのため、レイアナちゃん、アアリヤちゃん、トレイちゃんの3人とバクスターが車内で焼死した。また、母親ののハンナさんは病院で死亡した。

 警察は、二人の離婚の際にハンナさんがローワンに対してDV保護命令(DVO)を裁判所から取っていたことを明らかにしており、しかし、DVOがまったくDV事件を阻止することができないこともしばしば起きる女性に対する暴力事件が示している。

 2015年にはゴールド・コースト南部のヴァーシティ・レークスでブロック・ウォールが元ガールフレンドのファビアナ・パルハレスを斧で殺害し、さらに被害者の腹に飛び乗って胎児を殺害した。ウォールは終身刑2回を言い渡されている。ウォールに対して2件のDVOが出されていた。

 同じ2015年、同じゴールド・コーストでは、タラ・ブラウンさんがブラウンさんの子供の父親、ライオネル・パテアに殺害されている。パテアはブラウンさんを7.8kgの消火栓カバーでメッタ打ちにした。ブラウンさんは、直前にDVOを取って以来、セーフハウスゃ友人宅を子供と一緒に点々としていたがパテアに発見され、殺害された。

 その2日後、ゴールド・コーストのマクドナルド店で、スティーブ・ロックが別れた妻のカリーナ・ロックさんを射殺、その後で自分の頭を射ち抜いて死亡している。ロックに対しては2年間のDVOが出されていた。
■ソース
84 domestic violence orders broken every day in Queensland

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