富豪グループ、ヨットで州境規制すり抜けに失敗

メルボルンからゴールドコーストに入港、刑事事件に

 VIC州メルボルン港からヨットを走らせ、NSW州の港に立ち寄るなどして14日かけてゴールド・コーストに入港した富豪グループがQLD州への入港許可を取り消された上にNSW州とQLD州両州で刑事訴訟を前提とする捜査を受ける可能性が伝えられている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 メルボルンの富豪、マーク・シモンズ氏とその家族は、8月9日にスーパー・ヨットのレディ・パメラ号でメルボルン港を出港、同24日にゴールド・コースト港に入った。

 チャネル9の「A Current Affair」、エージ、シドニー・モーニング・ヘラルド両紙の合同調査で、レディ・パメラ号はメルボルン出港後、少なくとも6箇所の港に立ち寄っており、NSW州とQLD州で規制違反の疑いで捜査を受ける可能性が言われている。

 NSW州警察のミック・フラー長官は、「我々の法律に分け隔てはない。州警察海上管区が捜査をするだろう」と語っている。

 シモンズ一家は、メルボルン港出航前に、QLD州のジャネット・ヤング主席医務官からQLD州入域特別許可を受けていたが、許可条件として、QLD州にはヨットの修理で入港すること、また航海の途中で港に入らないこととされていた。また、乗組員もヨットをQLD州まで航海するのに必要な最少限度に限ることとしていた。そのため、ゴールド・コーストに入ったヨットは特別許可を取り消され、違法にQLD州に入ったものとされている。シモンズ氏はシモンズ・グループの取締役で、この航海には妻、娘、運送会社リンフォクス社会長の娘などを伴っていた。

 ヤング主席医務官は、「一行がQLD州に留まれるのか?」という質問に対して、「それは警察が決めること。刑事事件捜査が始まっており、深刻な事件だ。単なる保健問題調査どころではない」と語っている。

 また、一行はQLD州に違法に入ったとして、すでに14日間のホテル隔離に入っている。また、8月21日にはNSW州北部ヤンバ港に入って全員が下船している。

 ヤング主席医務官は、「海事局と保健局の職員がヨットに乗り込み、ログ・ブックなどを調べている。船上の人間すべて乗組員とは考えられないとの報告を受けている。届け出と実際の間に食い違いがあるため、特別許可を取り消した。捜査が終わるまでホテル隔離が続くことになる」と発表している。
■ソース
Millionaire group face two criminal investigations over yacht voyage

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