COVID-19入国禁止措置、高校生に緩和措置

政府、大学生にも緩和措置適用をほのめかす

 2月22日、連邦政府は、オーストラリアの「中国からの外国人入国禁止措置」で中国に足止めされている、オーストラリアの高校に学籍を置く若い中国人の入国を特別に認めると発表した。大学生についても同じ措置が発表されると見込まれている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 発表によると、湖北省在住者を除く中国大陸出身者でオーストラリアの高校の第11、12学年に籍を置く中国人がこの緩和措置の対象になる。但し、高校は州の管轄であり、連邦政府は州、準州に無理強いはしないとしており、あくまでも州、準州の政府および学籍の高校の支持がある場合のみに適用されるとしている。

 連邦政府は、「来週にでも中国人大学生にも同様の緩和措置を取るかどうか検討する」としている。

 ダン・ティーハン連邦教育相の発表で、大臣は、「この特別措置はケースバイケースで考える。所属高校の州または準州の政府と所属高校が同意した場合、生徒は13段階の認可プロセスを経てオーストラリアに来ることができるようになる」と述べている。

 連邦政府の中国発外国人の入国禁止は2月1日に14日までの期限で発令されており、15日以後は2回にわたって入国禁止措置が延長されている。

 オーストラリアの大学に在籍していたり、入学したりしていても中国にいる間に入国禁止措置が発効したためにオーストラリアに渡れない学生が10万人いるとされており、ティーハン教育相は、「医学的なアドバイスに従って、来週には高等教育留学生についても同様の措置を検討する」と述べている。

 連邦政府主席医務官のブレンダン・マーフィ教授は、「中国本土からごく少数の人の入国を認めても大きな感染リスクにはならない。この1,2週間ほどにはCOVID-19が中国本土から海外に流れ出たケースは非常に少なく、私が確認した公式発表では6人だけだ」と語っている。

 オーストラリア国内で感染者が確認されたのは15人に留まっている。また、横浜港のダイアモンド・プリンセスからオーストラリアに救出された船客からは6人の感染患者が出ているがいずれも容体は安定しており、治療を受けている。
■ソース
Coronavirus travel ban restrictions to be eased to allow some school students to return to Australia

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