VIC州の新コロナウイルス陽性判定75人に増加

ミカコス保健相「新陽性者はホットスポットが大半」

 VIC州は相変わらずコロナウイルス新感染者増加傾向が止まらず、6月28日には遂に75人に達している。
 ABC放送(電子版)が伝えた。

 報道によると、新感染者のほとんどがこれまでのメルボルン都市圏ホットスポットの自治体で、州政府のブレット・サットン主任医務官は、ホットスポット自治体封鎖の必要があるかどうかを決める前にホットスポット地域の一斉検査キャンペーンを展開するとしている。

 また、州政府のジェニー・ミカコス保健相は、「メルボルン都市圏の10地区が市中感染のホットスポットと判定されており、非常に懸念される。現在の状況を詳しく監視している。75件の新感染者の内訳は、ホテル隔離の帰国者1人、これまでに突き止められている感染者との濃厚接触から陽性と判定された者14人、保健局の設立した検査場に自発的に現れた市民の通常検査で陽性判定が出た者が37人、報告提出締め切り間際に陽性と判定され、感染源調査が済んでおらず、他のカテゴリーに入れられている感染者が23人となっている。

 パンデミック宣言以来のVIC州の陽性判定総数2,099人となっている。

 サットン主席医務官は、「コロナウイルスの大発生を制圧するためにはどんなことでも検討に値する。今後、一旦事態はさらに悪化し、その後収束に転ずることと考えている」と語っている。

 サットン教授は、「保健当局は依然として何千件という数の検査を進めており、保健省や社会事業省(DHHS)からのメッセージが住民の行動を変えるまでにはまだまだ時間がかかる」と語っている。

 また、州の実効再生産数(Reff)は、先週の2.5から下がってきたが、また、新感染者が減るようになる1未満にはなっていない」と語っている。

 さらに、「地区封鎖をしても、住民は他の家に転居することが可能であり、現実には規制は非常に難しい。それでも一応は選択肢として残しておき、必要とあれば採用することもできる。それでも、特定地区や自治体の住民に対して外出を自粛するよう管理するというのはかなりの難しさがある」と語っている。

 これまでの大発生は、メルボルン北部のH&M大発生と呼ばれる大家族関係とブリムバンクの大家族関係のクラスター、それにメルボルン市内で帰国者の2週間の隔離施設になっていたスタンフォード・プラザの警備員を通じて広がったクラスターが認められている。
■ソース
Victorian coronavirus cases rise by 75 as second infection peak continues to grow

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