NSW州のコロナウイルス感染者、パブ中心に増加

「何度もロックダウンと解除を繰り返していられない」

 VIC州の新陽性者は再び200人を超える勢いになっているが、シドニー地域でもカシュラとピクトンのパブから広がり続けており、市内ウルティモのスター・シティや、ジムからも感染者が出ている。

 シドニー都市圏カシュラ地区のクロスローズ・ホテルはヒューム・ハイウェイに沿ったパブでトラック運転手もよく立ち寄るところと伝えられているが、この店に関連した陽性者は30人にのぼっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このパブに関連した感染者は高齢者施設を訪問した者、ビラウッド入管収容所警備員、さらに、カシュラのパブの客が同じカシュラのプラネット・フィットネス・ジムに通っていたことも判明しており、ケリー・チャント州主席医務官は、「このジムに関連して3人の陽性者が判明している。また、この3人との濃厚接触者の割り出しを急いでおり、適切に隔離と検査を行うことになる」と語っている。

 また、グラディス・ベレジクリアン州首相は、「NSW州で再びロックダウンすることは望ましくない。大発生が起きる度にロックダウン、解除、ロックダウン、解除と繰り返していれば事業も雇用も成り立たなくなる。この大発生を抑制することを学ばなければならない」と語っている。

 7月14日朝には州のチャント主席医務官が、「9人が新しく陽性者と判定された。クロスローズ・ホテル関連の陽性者はこれで30人になった。しかし、最近になって、ピクトンのピクトン・ホテルでも感染者が何度かゲーミング・ルームに入っていたことが明らかになっている。州からコロナウイルスを駆逐することは当分できない。新陽性者発生がゼロになることは当分ありえない。社会規制を解除すればいつでも感染者が出てくると予想した方がいい。しかも、VIC州ではエピデミックが起きていることを考えるといつでもNSW州に波及する可能性がある」と語っている。

 クロスローズ・ホテルからのコロナウイルス問題は、ピクトン・ホテル、カシュラのKmart、プラネット・フィットネス・ジムなど地元の施設の他、スター・シティにも飛び火している。
■ソース
NSW coronavirus cases grow, massive line at pop-up testing clinic in Picton

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