NSW州の新陽性者7人とベレジクリアン州首相

「新陽性者数は少ないが感染源不明が心配」

 8月17日、NSW州のグラディス・ベレジクリアン州首相は、過去24時間に新たに7人がコロナウイルス陽性と判定されたと発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州のケリー・チャント主席医務官は、コロナウイルス新陽性者の数は日毎に減っているが、検査数も過去1か月以上の期間で最低数になっており、懸念されることであり、何らかの症状があれば検査を受けるようにと呼びかけている。

 8月16日午後8時までの24時間のNSW州の検査数は10,806人で、7月12日以来最低レベルになっている。

 チャント主席医務官は、「症状がある人もインフルエンザにかかっているだけだと考えて検査を受けようとしないが、今年はインフルエンザ患者が極端に減っているので、咳、熱、喉の痛み、鼻水、頭痛、節々の痛みなどがあれば、インフルエンザよりもコロナウイルスの可能性の方が高い」と語っている。

 7人の新陽性者のうち、1人はホテル隔離中の旅行者で、6人は州内で感染している。そのうち3人はスミスフィールドRSLクラブのChopstix Asian Cuisineレストラン・クラスター、また1人はパラマッタ地裁の請負警備員となっている。また、1人は、先週、感染力のある時期にサリー・ヒルズのSydney Girls High Schoolに出席しており、保健局が濃厚接触追跡を行っている。また、2人はOur Lady of Mercy College関連だが同校の感染源は依然として突き止められていない。そのため、ベレジクリアン州首相は、「新陽性者が少ないの喜ばしいが、毎週感染源不明の感染が増えていっていることが心配だ。メルボルンではウイルスが密かに社会に広がっていき、一気に各所でクラスターになった。NSW州でそんなことを起こしたくない」と語っている。

 また、クルーズ船、ルビー・プリンセスから700人近い患者と20人を超える死者を出したことで特別調査委員会は報告書で州保健局の過誤と断定していたが、8月16日にベレジクリアン州首相が州政府として謝罪している。州議会野党労働党のジョディ・マッケイ党首は、「ベレジクリアン州首相の謝罪は誠意のこもったものだった。大勢の患者と死者を出した事故の責任は重いが州首相は真率にその責任を引き受けた。州首相の態度を支持する」と語った。

 州教育省は、州内の学校生徒が課外活動や学校関係の行事で学区外に出ることを禁じる通達を出している。
■ソース
NSW coronavirus cases increase by seven, Premier Gladys Berejiklian says she’s ‘anxious’ about numbers

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