スーザン・ライアン元労働党連邦政権閣僚死去(77)

ホーク政権であらゆる差別の根絶の法制化に献身

 9月27日、連邦労働党議員として性差別撤廃法制から人権運動などに献身したスーザン・ライアン氏の死去が伝えられた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 ライアン氏は1975年に連邦上院議員に当選し、1983年には誕生したばかりのボブ・ホーク連邦政権で教育若年問題担当相に就任、労働党政権初の女性大臣になり、同時に婦人問題で首相を補佐する大臣を務めた。

 ライアン氏は大臣として、1984年には性差別禁止法(Sex Discrimination Act)を提出し、1986年には積極的差別是正法(Affirmative Action Act)、1987年には雇用機会均等法(Equal Employment Opportunity Act)の制定に尽力した。また、政界引退後は年齢差別禁止委員会の初代委員長に就任している。

 連邦野党労働党の下院フロント・ベンチ議員、タニア・プリバセク議員は、「労働党の女性にとって、ライアン氏は素晴らしいお手本だったし、良いリーダーでもあった。連邦議会を引退した後もあらゆる平等問題で先頭に立ってきた」と語っている。

 また、連邦労働党のアンソニー・アルバネージ党首は、「ライアン氏は、初の労働党女性大臣を務め、初の婦人問題相に就任するなどいくつもの史上初を達成した。しかし、女性の権利と平等のために献身したスーザンは、もっと大きな業績を達成している。彼女は初めてではあっても後に続く者を残してきたことだ」と語っている。

 ビル・ショーテン元労働党党首は、ツイッターで、「労働党上院議員として差別と戦い、閣僚を務め、その後も差別撤廃運動家として献身したスーザン・ライアンには国葬がふさわしい」と語っている。
■ソース
Trailblazing former minister Susan Ryan dies age 77

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