元スポーツ大臣、交付金受給射撃クラブの会員に

本人「会員証は$300未満なので届け出なかった」

 ブリジット・マッケンジー元スポーツ大臣(現農相)は、自分自身が管掌するスポーツ交付金を受けた射撃クラブから、交付金支給後に会員登録を与えられていたことが明らかにされた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この情報はシドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH)とエージ紙が1月22日付で報道したもので、マッケンジー大臣の広報担当者は、「交付金支給後に会員登録を与えられており、利害の抵触にはあたらない。また、会員登録は$300未満であり、届出の義務はない」としている。

 マッケンジー議員は、2016年にベンディゴ在住で届けていながら実際にはメルボルンに居住し、ベンディゴではホテルに泊まっていることで虚偽の届出の疑惑を持たれた。

 VIC州北部ワンガラッタのクレイ射撃クラブは2019年2月に施設改装費として問題のプログラムから$35,980の交付を受けている。2019年5月の連邦総選挙では、マッケンジー・スポーツ大臣は、ワンガラッタを抱えるインダイ選挙区でヘレン・ヘインズ無所属議員から議席を奪回すべく、国民党候補との写真をフェースブックに載せ、選挙献金を呼びかけている。ただし、選挙はヘインズ議員が再選されている。

 ワンガラッタ・クレイ射撃クラブは2019年1月末のウエブサイトで、「連邦大臣がメンバーになっている銃砲クラブは多くないが、我がクラブはその少ないクラブの一つだ。ブリジットは、当クラブに全会費負担会員として登録した。ブリジットは選挙事務所は当クラブの地域に移転し、当クラブを支持する意思を示して、当クラブに加入した」と宣伝している。

 しかし、マッケンジー国民党副党首の「上院議員利害登録簿」にはクラブ会員の記載はない。これについて、マッケンジー上院議員の広報担当者は、「交付は2018年12月のMYEFO時に決まっていた」として、1月の入会より前であり、利害の抵触には当たらないとしている。

 マッケンジー議員は射撃愛好家であり、海外にも狩猟旅行し、銃砲規制緩和を求める動きをしている。
■ソース
Bridget McKenzie downplays membership of shooting club given almost $36,000 in controversial sports grants program

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る