連邦政府、シドニー・ニューカッスル線に10億ドル

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3月28日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、連邦政府の新予算でNSW州内の道路・鉄道などの新規・改良に33億ドルが計上されると伝えている。

そのうち、10億ドルがシドニー・ニューカッスル線高速化に充てられ、NSW州政府が同額を出資してワイヨン・タゲラ両駅の改良工事、ワイヨン川鉄橋の複線化と両駅区間の輸送容量倍増などが計画されている。

また、パシフィック・ハイウェイのワイヨン市街中心部の一車線区間を二車線化する工事に3億3,600万ドルが計上されており、5月連邦総選挙でNSW州中部海岸地域の主要選挙区の有権者を保守連合に取り込もうとしていることが目立っている。

NSW州では約30件の既存または新規のプロジェクトに保守連合連邦政府の33億ドルの予算が計上されており、VIC州でもほぼ同額が計上されている。ただし、いずれもQLD州の計画に約束されている39億ドルに比べるとかなり少ない。

シドニー地域南部のウィルトン地区を通るヒューム・ハイウェイ周辺ではピクトン・ロード、ピクトン・バイパスに9,560万ドルが計上されている。その地域は住宅開発が済んだところもあり、現在継続しているところもある。

シドニー地域北部の住民にはウェイクハースト・パークウェイの改良計画でフレンチズ・フォーレストの道路の改良に7,500万ドル約束されている。また、ホークスベリー、ネピアン両河川周辺の洪水防止の治水工事に1,650万ドルが計上されている。

野党労働党のジム・チャーマーズ影の財相は、「連邦政府予算案は、インフレで国民の実質賃金が徐々に小さくなっていく時期に政府の経済計画のひび割れを埋めるパテくらいにしかならない。政府の予算案は問題をただあちこちに移し直していることにしかならない」と批判している。
■ソース
Feds to pledge $1 billion for faster rail from Sydney to Newcastle

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