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オリビア・ニュートン=ジョンさんが73歳で死去 英国生まれのオーストラリア育ち

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映画「グリース」やヒット曲「フィジカル」など 70〜80年代に歌手・俳優として活躍

オリビア・ニュートン=ジョンさん

( Instagramより )

 1970年代から80年代にかけて活躍した豪州育ちの歌手・俳優、オリビア・ニュートン=ジョンさんが8日、米国の自宅で死去した。73歳だった。9日付の公共放送ABC(電子版)が報じた。

 1990年代初頭に乳がんを患っていることを公表。以来、30年以上にわたって闘病生活を続けてきた。ソーシャル・メディアの公式ページに家族が寄せた投稿によると、米カリフォルニア州南部の農場にある自宅で、家族や友人に見守られながら静かに息を引き取ったという。

 48年英国生まれ。5歳の時に両親とともに豪州に移住。10代から音楽活動を始め、66年に英国でデビューした。70年に映画主演。74年のシングル「愛の告白」が全米1位。その後、米国に移住。ジョン・トラボルタと共演して大ヒットした78年のミュージカル映画「グリース」で世界的な大スターに。

 歌手としても、81年リリースの「フィジカル」が米年間チャート1位の爆発的ヒットとなるなど大成功を収めた。米ケーブル・テレビ「MTV」の開局(同年)で音楽プロモーション・ビデオがブームとなる中、セクシーなレオタード姿でエアロビクスを踊るニュートン=ジョンさんの姿は、日本でも音楽ファンの人気を集めた。

 その後は、環境保護活動や乳がん撲滅運動など慈善事業に取り組み、オーストラリア勲章、大英帝国勲章、旭日小綬章(日本)を受章している。

■ソース
Olivia Newton-John, star of Grease and Grammy Award winning artist, dies aged 73(ABC News)

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