アジア太平洋映画賞、邦画『ハッピーアワー』が最優秀脚本賞

脚本家・野原位さん、主演女優・川村りらさんと共に登壇
  


  

 ブリスベン市議会が実施する国際的な文化事業「アジア太平洋映画賞(APSA)」の第10回授賞式が11月24日、ブリスベンで開催され、日本映画『ハッピーアワー』(2015年公開)が最優秀脚本賞を受賞した。
 同作の脚本は濱口竜介さん、野原位さん、高橋知由さんの3人による共同制作。授賞式に出席した野原さんは主演女優の川村りらさんと共にレッド・カーペットに登場し、受賞のあいさつでは「このような機会を頂きありがとうございます。3人を代表して、受賞に感謝します」とコメントした。同映画賞のパットナム国際審査員長は「絶大なスケールとエネルギーが見事」と作品を評価している。
『ハッピーアワー』は30代後半の4人の女性を主人公に、彼女たちの家庭、仕事、人間関係を丁寧に描き、どこにでもいそうな「普通」の女性たちの抱く悩みや不安をスリリングなドラマとして表現。演技経験のない4人を主役に起用したことや、5時間17分という作品の長さも話題になった。
 アジア太平洋映画賞は、世界の映画作品の約半数が製作され最も急速に発展する同地域の映画界への認識を向上させ、映画の持つ影響力を通じて各国文化の発展を図ることを目的に2007年に第1回が開催。今回の最優秀長編映画賞は、トルコの『カランダールの雪(Cold of Kalandar)』(2015年公開)が受賞した。

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