シドニー大学教授がヘイト・スピーチ

保守政権の英語カリキュラム担当者

 10月16日、保守連合連邦政権の全国カリキュラム見直しで英語カリキュラム見直し担当に任命されたシドニー大学英語教授が電子メールにいくつも人種差別や性差別の表現をしていたことが暴露された。教授の発言は極端な旧弊頑迷固陋な世界観の立場から書かれており、保守連合政府のメガネにかなうとはいえ、シドニー大学内部ではかなりの波紋を広げることが予想される。

 暴露したのは「ニュー・マチルダ」ウエブサイトで、名指されたのはバリー・スパー教授。スパー教授は全国英語カリキュラム見直しをトニー・アボット保守連合連邦政府から任命された。ウエブサイトのクリス・グレアム編集長は、スパー教授の問題の電子メールを、「極端なヘイト・スピーチ。アボット連邦首相はAbo-loverと呼ばれている。またアボリジニの人々をAbosとかhuman garbageと呼んでいる。また、mussiesとかtinky-poos(chinky-poos)などの言葉も使っているし、女性を完全に見下げている。ネルソン・マンデラはdarkeyといった具合だ」と述べている。

 スパー教授は、「電子メールでのこういう言葉は主に受信人の一人と言葉のゲームをしていて、どちらがより極端な発言をするか競っていたもの。このような言葉が私の考えと言うことではない」と自己弁護している。

 一方、批判者からスパー教授任命を批判されたクリストファー・パイン教育相が声明を発表し、「問題の電子メールはスパー教授の個人的な問題」と述べ、さらに教授の電子メールの内容が少数民族を中傷するものという意見を否定し、「不快な意見だ」と述べている。また、スパー教授を選んだのは連邦政府ではないと反論している。

http://www.abc.net.au/news/2014-10-16/university-of-sydney-professor-alleged-sent-racist-sexist-emails/5820220

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