また、民間職業訓練機関が破綻

15,000人の生徒が金と資格を失う

 3月22日付ABC放送(電子版)は、民間職業訓練機関「Australian Careers Network(ACN)」が、任意管理手続きに入ったことを伝えている。

 この事態で70人の社員と15,000人の生徒の将来が不明になっている。

 管財人のフェリア・ホジスン社は、「現在、ACNのビジネス査定を進めている。同社は、問題のPhoenix Instituteや、Wizard Corporate Training、International Training College、Centre of Vocational Educationなどを抱えており、この3校を売却することも考えている。また、同社の破綻の結果、現在進められている訴訟はすべて中断される」と述べている。

 Phoenix Instituteは、連邦政府から1億ドル以上の補助金を受け、17,000のコースに9,000人以上の生徒を入学させたが、学校マーケティングと政府が負担するディプロマ・コースで背徳行為があったとして豪州競争消費者委員会(ACCC)が連邦裁判所に告訴している。

 また、2015年に政府はACNへの補助金を停止しており、ACNはASXへの通告に、「政府の資金凍結のため、当社職員500人以上が失業し、15,000人以上の生徒がコースを受けられなくなった」と述べている。

 2015年、連邦政府は、ACNが行っていた、入学生へのラップトップ無料配布や現金支給などの勧誘手段を不正として禁止した。

 2月には、Global Intellectual Holdingsも任意管理手続きに入っている。また、3月に入って、政府補助金によるディプロマ・コース教育訓練機関としては最大規模だったEvocca Collegeが17キャンパスを閉じ、220人の職員を解雇している。
■ソース
Australian Careers Network: 15,000 students left without courses as private training provider collapses

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